2015年4月5日日曜日

2015年春の六甲全山縦走

須磨浦公園(5:42)→旗振山(6:05)→鉄拐山(6:13)→高倉台(6:25)→栂尾山山頂(6:45)→横尾山山頂(6:57)→東山山頂(7:15) →横尾団地(7:27)→高取山神社(8:15)→鵯越駅(9:00)→菊水山登り口(9:33)→菊水山山頂(10:02) →天王吊橋(10:25)→鍋蓋山山頂(10:53)→市ヶ原(11:31,11:41発)→掬星台(13:08,13:18発)→三国池下(14:05)→丁字ヶ辻(14:20) →六甲ガーデンテラス(14:58,15:10発)→六甲最高峰(15:56)→東六甲縦走路分岐(16:15)→水無山(16:30) →船坂峠(16:55)→大平山林道(17:18)→林道終了(17:31)→大谷乗越(17:45)→塩尾寺(18:35)→宝来橋南詰(19:13) (縦走時間=13:31)
------------------------------------------
 2015年4月4日(土)に六甲全山縦走に挑戦した。当初,天気予報は雨の予報だったが,延期すると次はいつになるかわからなかったし,折角モンベルのストームクルーザー(雨合羽)を買ったので,少々の雨なら歩こうと思っていた。しかし,天候は回復して,結局ゴールまでほとんど雨に合わずに済んだ。きっと普段の行いがいいからだと勝手に解釈しておいた。

 今回も湊川公園近くに前泊し,午前5:14新開地発の山陽電鉄の始発で須磨浦公園駅に向かった。出発に際して少し時間がかかったが,ほぼ15分遅れで出発できた。旗振山の後,折角だからと鉄拐山の山頂を踏んでおいた。その後,高倉台までは順調だった。その後,栂尾山,横尾山,須磨アルプス,東山とこなし,まずまずのペースで横尾団地に下りた。

 妙法寺付近から高取山に登るが,途中にある公園の桜が満開できれいだった。高取山まではまずまずのペースで登れたが,徐々に足がだるくなってきていた。なんとなくトレーニング不足を感じさせる足のだるさだった。それでも,そこそこのペースで高取山を通過した。その後,丸山の市街も適当にこなして,鵯越駅に着いたのは午前9時頃だった。2014年秋の最後に単独で歩いた時から7分ほど遅れての通過となった。  鵯越駅からしばらく横移動してから,いよいよ菊水山への急登が始まる。今回はここからが大変だった。いつもなら菊水山の山頂までに2度ほどしか止まらないが,今回は完全に足が止まり,10回以上立ち止まらないと登れなかった。もっと立ち止まったかもしれない。しかし,まだ半分も終わってないのに,こんなに足が疲れるとは…。これはかなりのトレーニング不足を意味していた…。体は正直だねぇ…。

 それでもなんとか菊水山山頂に辿り着いたが,足は棒のようだった。しかし,そんな状態でも下りになると足が動くから不思議だった。天王吊橋を越えると今度は鍋蓋山に登るが,ここはもっとしんどかった。足が上がらないので,10歩進んでは少し休むという感じでなんとか乗り切った。やはり菊水山から鍋蓋山,摩耶山は六甲全山縦走のポイントやねぇ…。

 鍋蓋山から市ヶ原までは全般に下りなので,この区間で足が少しでも戻るのを期待したが,あまりに疲れているために,今回は言うほど回復しなかった。それでも市ヶ原に着いたのは秋の単独の時より16分遅れ程度ですんだ。市ヶ原で少し休憩してから,前半のハイライトとなる摩耶山に挑んだ。摩耶山までは稲妻坂や天狗道,ゴロゴロ坂とかなりの登りが続く。いつもこの区間はへろへろなので,だいたい市ヶ原から摩耶山掬星台まで1時間半程度かかっている。今回はすでに菊水山と鍋蓋山で足が止まっていたが,一歩進んで1秒足を停めて,を繰り返す感じで,なんとか止まらずにを心がけて登った。そうして結果的に1時間半で掬星台まで登ることができた。この時点で単独に比べて30分遅れだった。

 いつもは摩耶山掬星台まで辿り着ければ宝塚までは行ける,と思うのだが,今回は足の調子を考えるとまだちょっと不安だった。摩耶山掬星台からは,アゴニー坂で下り,その後神戸市立自然の家の先から三国池下に向かって登る。この登りがいつも以上にしんどかった。三国池下から車道に丁字ヶ辻に向かう手もあるが,今回は折角だからと神戸市発行の六甲全山縦走路の地図のルートに従って,三国岩のそばまで登ってから丁字ヶ辻に下った。この時点で単独からの遅れが32分になっていた。そこから頑張って頑張って六甲ガーデンテラスまで歩いた。この時点で単独からの遅れは40分に増えていた。やはり足に疲れがたまり,いまいちペースがあげれていないのが原因みたいだった。

 それでも,折角だからと,その後も車道沿いには行かずに,神戸市発行の地図の登山道ルートに沿って歩き,六甲最高峰にも登っておいた。六甲最高峰への登りは辛かったが,それでもこれで長い登りは最後,と思うとなんとか登れた。(その後の東六甲縦走路区間でもまあまあの登りがあったが…)この時点で単独からの遅れが44分となっていたが,この頃になると時間よりも如何に最後まで歩き通すか,を考えていた。

 六甲最高峰を過ぎると,後は長い東六甲縦走路区間が始まる。最初に歩いた頃は延々と同じ雰囲気が続く感じがしたが,何度も歩くうちになんとなく構成がわかってきた。東六甲縦走路に入ってから,まず最初の目標が27番標識がある水無山山頂付近になる。ここまではぐいぐい下ったかと思うと,少しだけ登りがある,という感じの区間である。東六甲縦走路入口から速い時で11分,今回は15分で歩いた。

 次の目標は船坂峠となる。ここまでは急な下りと短い登りが幾つかある。特に船坂峠への下りの直前に短いが急な登りが2ヶ所あり,長い距離を歩いてきた足にはこたえる。東六甲縦走路入口から船坂峠まで,早い時で30分,今回は40分で歩いた。船坂峠から先は急なアップダウンが減り,だらだらと登ったり,だらだらと下る印象になる。次の目標は大平山になる。この頃になると,足のだるさは最高潮に達していたが,しんどい下りもほぼ終わり,なんとか頑張ればゴールできるとわかるので,それだけを頼りに頑張って歩いた。船坂峠から大平山まで50分かけて歩き,その後,大谷乗越を越え,最後の塩尾寺までの区間を黙々と歩いた。塩尾寺に着いた時には18:35となっていて,周りはかなり薄暗くなっていたので,ヘッドライトを点けて歩いた。

 塩尾寺までくると山道区間が終わり,気分的にはゴールしたと感じるが,そこから宝塚の宝来橋南詰までがこれまたしんどかった。アスファルト舗装なのだが,急な下りが続き,長い距離を歩いた足にはとてもこたえる。半泣きになりながら40分ほど歩いて,やっと宝塚宝来橋南詰に辿り着いた。

 今回は,結果的に13時間半かけて六甲全山を歩いた。2014年秋の2回めの単独に比べると1時間20分多くかかっている。いくつか要因はあるが,一番はトレーニング不足だと思っている。秋に再び歩きたいと思っているが,それまでには鍛えなおさなといけないかも…。頑張りますっ!

0 件のコメント :