銀閣寺道(7:38)→石の鳥居(8:56)→水飲対陣跡(9:10)→ケーブル比叡駅(9:49)
→スキー場跡(10:03)→山王院堂(10:21)→釈迦堂(10:38)→玉体杉(11:11)→峰辻(11:16)
→横高山(11:26)→水井山(11:43)→仰木峠(12:09)→大原戸寺(12:48)→江文峠(13:32)
→薬王坂(14:39)→鞍馬(14:52)→二ノ瀬駅(15:23)
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2015年6月13日(土)に京都一周トレイルの東山コースの後半から北山東部コースを歩いてみた。
出発点は銀閣寺道交差点としてみた。
それは,バスによるアクセスがいいからであり,東山コースの残り(前半)コースを歩く時のゴールとしても便利だから,である。
銀閣寺道交差点から北白川仕伏町のバプテスト病院までは市街地だが,そこから大原までは基本的にずっと山道だった。
バプテスト病院からはまず瓜生山に向かう。
しかし,瓜生山付近は,瓜生山に登らない旧ルートと瓜生山に登る新ルートがある。
瓜生山に登るルートは逆向きに歩いたことがあったので,今回は旧ルートを歩いてみた。
ルートとしてはまずまずだったが,途中倒れた木が道を塞いでいた。
瓜生山からのルートと合流してからは,尾根に近い辺りを進み,途中から林道を歩く。
これは音羽川の砂防ダムを作るために作られた林道の延長みたいだった。
林道を行くと石の鳥居地点にたどり着く。
林道はそのまま北東に向かうが,トレイルは左下に下り,音羽川の渓流やその支流を越えて,水飲対陣碑まで行く。
初めて逆向きに歩いた時は先の道がわからずしんどかったが,もう何回か歩いているので,今回は言うほど疲れずに水飲対陣碑まで辿りつけた。
水飲対陣碑からは比叡山に登るメインルートに沿ってケーブル比叡駅まで登る。
その辺りは勝手知ったる道で,もくもくと登った。
いつもはまっすぐスキー場跡地を経由して大比叡に向かうが,今回は京都一周トレイルのルートに従って,ケーブル比叡駅に向かった。
ケーブル比叡駅は京都一周トレイル東山コースの終点となっている。
そこでトイレ休憩してから北山東部コースに入っていった。
北山東部コースはスキー場跡地から,比叡山延暦寺の浄土院や釈迦堂という西塔域を通り,
千日回峰行のルートである玉体杉を経由する峰道のルートで北に向かう。
この辺りは多少のアップダウンがあるものの,基本的に奥比叡ドライブウェイを横目に尾根筋をほぼ水平に移動する感じだった。
玉体杉からはしっかりと御所や下鴨神社が見えた。
南北で言うと八瀬の一番奥の集落付近であり,そこから御所が見えるとはなんか不思議な感じがした。
玉体杉を過ぎると,すぐに峰辻にたどり着く。
峰辻で右折すると延暦寺の横川の方に行ける。
それまで歩いてきた道は東海自然歩道でもあるのだが,東海自然歩道も右に曲がって横川の辺りを通る。
左に分岐すると八瀬の方へ下れるルートとなっているらしい。
しかし,京都一周トレイルはここからが難所だった。
峰辻から仰木峠までは,なんでこんなルートにするの?という感じの場所だった。
何が難所って,峰辻のすぐ先は横高山になっているのだが,峰辻から登るルートはとても急だった。
六甲山の菊水山や鍋蓋山を登っている感じの斜面だった。
足元には木の根があり,適当な足場となって怖くはなかったが,なにせ坂が急でしんどかった。
横高山の向こう側の下りは比較的緩く,峰辻からの登りをルートに設定したのはなんで?という感じがした。
その後,2つほど小さなピークを過ぎ,もう一度急な斜面を登ると水井山だった。
こちらの斜面もまあまあきつかったが,横高山よりはマシな感じがした。
水井山から先は結構な下りがあり,コブを幾つか過ぎると,再びまあまあの斜度の下りがあった。
その先で東海自然歩道と合流した。
そこから少し行くと,大原と琵琶湖畔の仰木を結ぶ道の仰木峠に辿り着いた。
そこからは大原に向かってどんどん下っていく感じになる。
仰木峠からの道は,大原の上野町に向かうみたいだが,京都一周トレイルはボーイスカウト道を下って,大原戸寺に下る。
この区間はヤマビルに注意とされている区間である。
今回,どの場所でかは不明だが,どうもそれっぽい奴にやられたかもしれない。
家に帰ってスポーツタイツを脱ぐと,ぷにぷにしたものがついていた。
足に傷があったので,どうもそれがヤマビルっぽいかった。
しかし,紀伊半島で見たのは茶色かったのに,今回見たのは黒っぽかった。
あれがヤマビルだったのだろうか???
血を吸ってどす黒くなったのだろうか?
大原戸寺では,土地のもので作った土産物を売っている「志野」というお店に寄ってみた。
志野ではトイレを借りれる。
土産物を見ていると,加茂茄子のしぎ焼き弁当というのが目に入った。
とてもおいしそうだったので,買ってちょっと先の公園で食べてみた。
なかなかいいお味だった。
でも,それまでにおにぎりを食べていたので,ちょっと食べ過ぎでしばらくしんどかった。
大原から鞍馬までは今回の行程で一番しんどかった。
ルートとしては言うほど厳しいルートではないが,銀閣寺道から歩いて疲れた身には辛かった。
大原からは,江文峠と薬王坂を越えないといけない。
江文峠も薬王坂もそれまでの比叡山の山々に比べると大したことないはずなのだが,トレーニング不足の体には辛かった。
なんとか頑張って鞍馬まで辿り着いた。
さすがに鞍馬は人が多かった。
なんか鞍馬がすごい都会に見えてしまった…。
鞍馬から叡山電鉄に乗ってもよかったのだが,京都一周トレイルは叡山電鉄で2個先の二ノ瀬駅付近から再び山に入る。
公式マップによると,二ノ瀬駅付近までが北山東部コースで,その先清滝までが北山西部コースになっている。
そこで,今回は頑張って二ノ瀬駅まで歩いておこうと思った。
距離としては2kmほどなのだが,結構長く感じた。
元気だったらすぐだけど,疲れた体には長く感じたのかもしれない。
二ノ瀬駅は少し高い場所にある。
その階段を登っていると,鞍馬発の電車の音が聞こえてきた。
それは急がないといけない,と思って頑張ってホームにあがった。
しかし,二ノ瀬駅で対向の電車と入れ違うので,しばらくホームに停まっていた。
焦らなくてもよかったみたい…。
今日は 25 km 以上歩いた。
比叡山を越える道は意外と疲れた。
特に横高山と水井山がしんどかった。
なんかコースの難易度を上げるためにコースに入れたみたいな感じだった。
次回は北山西部コースか,東山コースの伏見稲荷〜銀閣寺道の間を歩こうと思った。
(もっと写真を見たい人はMatsup's Motorcycle Siteを見てくださいな)
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