ネットのニュースで平田隆夫という人が亡くなったと出ていた。全然知らない人なのだが,その人といえば「ハチのムサシは死んだのさ」だ,と書いてあった。そういえばハチのムサシは死んだのさという曲があった記憶がある。何年前の曲だったんやろ?かすかに記憶にある。で,どんな曲だったのか,と思って検索してみた。なんとなく覚えていたがのだが,歌っていたのが女性で,デュエットだった,とかは全然覚えてなかった。当時はかなり売れた曲だったと思うが,あまりはっきり覚えていなかった。
その曲を今回は「ようつべ」で聴いたのだが,横に他にも…とある中の多くの楽曲にひかかってしばらく懐メロにハマってしまった。
まずは,青い三角定規の「太陽がくれた季節」。確か飛び出せ青春の主題歌だっけ??忘れてしまった。まだ中村雅俊が若かった頃のテレビ番組だったが。曲の印象としては,青い三角定規のボーカルのお姉さんの声はいい声してるなぁ,だった。曲自体はあまりに耳に残っていて陳腐に感じてしまったのは悲しい人間の性だろうか?
その次にひっかかったのが赤い鳥の「翼をください」。実は赤い鳥というグループの存在を知らなかった…。そこから派生したハイ・ファイ・セットは聴いたことあったけど。曲も知っていたが,後年音楽の教科書に載ったのを知っていたぐらい。ちゃんと聴いてなかった。で,映像と一緒に見ると,これがしっかりしたバンドでやったいたみたい。ほんと知らなかった…。
次に気になったのはジュリー。いくつか聴いたが,大昔に好きだったのは「危険なふたり」。しょっちゅう口ずさんでいたような記憶がある。他にも「時の過ぎゆくままに」もいい曲やねぇ。なんかジュリーのイメージが違って感じられてしまった。作詞は阿久悠らしい。やっぱりすごい人は違うねぇ。さらに「勝手にしやがれ」も聴いたが,「危険なふたり」や「時の過ぎゆくままに」ほどのインパクトがなかった。「勝手にしやがれ」はしっかりと記憶に残ってるからかもしれない。「時の過ぎゆくままに」は新鮮に感じてしまったからねぇ。そういえば映像で紅白の時のものだったと思うけど,バックでベースを弾く岸部一徳氏がよかったねぇ。ベースなのに目立っていた気がする…。
その次に聴いたのは「岬めぐり」と「走れコウタロー」。どちらも山本コウタローが頭に浮かんだが,「走れコウタロー」はソルティー・シュガーというグループの曲らしい。「走れコウタロー」はコミックソングみたいだが,印象に残ってるなぁ。セリフが楽しい感じだった。歌詞を検索するといろいろ考えて作ったんやろなぁ,という感じがした。「岬めぐり」は悲しい内容なのになんか元気が出てくる感じが好きで,今でも好きな曲の一曲に入っている。初めて聴いた頃は,どこの岬に行こうと思ったのだろう?と思ったものだった。
で,その流れで次に聴いたのはフォーククルセダーズの「悲しくてやりきれない」,「イムジン河」,「あの素晴らしい愛をもう一度」だった。帰って来たヨッパライは聴いてないかも…。今回聴いた曲は全て,帰って来たヨッパライとは正反対の渋い曲ばかりだったかも。ここでもなんか時代を感じたねぇ。
さらに懐メロの旅は続き,次は「知床旅情」にたどり着いた。「知床旅情」といえば加藤登紀子の歌を思い浮かべるが作詞作曲は森繁久彌。私は基本的にオリジナルがいいと考える人なので,加藤登紀子が歌うのはどうなん?と思っていた。そこで,今回ようつべで捜すと森繁久彌氏の歌を聴くことができた。聴いた印象はというと…森繁氏の作詞作曲能力は高く買うけど,歌唱力は…。絶対に加藤登紀子の方がいいと思った。森繁氏の歌はうまくないというか,下手というか…。ちょっと残念だった。
さらに聴き続け,次は「春夏秋冬」を聴いた。当然歌っていたのは泉谷!一度だけ西部講堂での泉谷しげるの歌を聴きにいったなぁ。あれはかなり印象的だった。なにせ,後ろからステージに向かって缶ビールが飛んできたし,「おいこらぁ,いずみやぁ~」という掛け声が普通にかかるステージだったから…。おまけに西部講堂ぼろかったし…。「おいこらぁ,いずみやぁ~」と「春夏秋冬」のギャプはすごかったなぁ。
続いては,森田公一とトップギャランの「青春時代」,久保田早紀の「異邦人」。歌謡曲にもいい曲いっぱいあるねぇ。昔は他の人が作詞や作曲した楽曲を歌う「歌手」があまり好きじゃなかったなぁ。シンガーソングライターの方が自分で曲を作ってる分えらい,と思っていた。それでもすごく歌がうまい人ならいいんだけど,いまいちの人も多かったからねぇ…。そういえば,森田公一も久保田早紀も自分で曲を書いてた人達だった。
歌がうまいと言って思い出すのは「ちあきなおみ」。あの人はほんとに歌がうまかったらしい。私が記憶にあるのは,当然「喝采」。確かレコード大賞受賞曲だったと思う(違ってたらごめんなさい)。子供ながらにうまいなぁ,と思った記憶がある。それもようつべで探して聞いてみた。やっぱり渋い曲やねぇ。さらに若かりし日のいしだあゆみの歌う「ブルーライトヨコハマ」も聴いてしまった。デビューの頃のいしだあゆみってすっごく可愛い人やったんやねぇ。
で,そこまで行くとやっぱり行き着くのがザ・ピーナッツ(美空ひばりまでは辿りつかない世代なのでした…)。「恋のバカンス」,「恋のフーガ」,「ウナ・セラ・ディ東京」,「情熱の花」などなど。やっぱりハモるっていいよなぁ。「恋のフーガ」のドラム(正確にはティンパニか)がいい感じで入ってて新鮮な感じを与えてる。それにしても,古い映像で歌う時の踊りにかなり違和感を感じてしまった。というか,あの踊りはいらないんじゃないだろうか?と思ってしまった。それも時代なのかねぇ?そういえば,ザ・ピーナッツの知床旅情もネットにあった。やっぱり歌のウマさは加藤登紀子よりも上やねぇ。
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