2011年6月10日金曜日

来ない,の三段活用??

 来ない,の三段活用とは…。きーひん,けーへん,こーへん,であるっ!!
というのは,あくまで私の独り言であるが…。この,きーひん,けーへん,こーへん,は何かと言うと,全て「来ない」を表している。また,いずれも関西圏で使われる言葉である。きーひん,は京都(町中)の言葉であり,けーへん,は大阪(船場や漫才)の言葉,こーへん,は神戸などの西寄りの言葉(京都,大阪以外という噂もあるが…),である。このきーひん,けーへん,こーへん,は単に「来ない」だけに留まらず,他の言葉遣いでの「語尾」にも現れている。京都では「〜してはる」や「〜しーひん」と言う。それが大阪になると「〜してへん」とか「何してんねん」となる。神戸ではどうなるかというと「〜しとう」や「何しとんねん」となる。つまり「い」の音か,「え」の音か,「お」の音か,の違いになる。それを端的に表したのが,きーひん,けーへん,こーへん,の「来ないの三段活用!!」となる。関西圏は大きさの割に地域によって言葉が大きく異なる。それはきっと歴史的なことが関係しているのではないかと思っている。平安時代以降,しばらくの間は日本の中心は京都であった。そのため,京都を中心として,同じような言葉が使われいてる,という話がある。このきーひん,けーへん,こーへん,もその辺りの歴史的な流れが創りだした物ではないだろうか???

0 件のコメント :