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二日目の行き先は谷川岳と日本一のモグラ駅と称する土合駅にしてみた。
西那須野の宿から谷川岳までは,日光から中禅寺湖のそばを走って片品村経由で沼田インターに抜ける道を走ってみた。
ここでもナビは大活躍だった。なにせ戦場ヶ原経由で土合駅まで行く,と設定すると経路を案内してくれたし,
今回は関東の地図を持ってなかったので,ナビだけが頼りだった。
宿から国道4号線で南下し,途中から国道461号線で日光に向かった。
下今市からは日光宇都宮道路を走って終点まで行き,そのままいろは坂を登って中禅寺湖に向かった。
今回は華厳の滝や竜頭の滝はパスして先に進み,戦場ヶ原で休憩した。
そこからそのまま国道120号線で金精峠を通って片品村経由で沼田インターに向かった。
中禅寺湖畔や戦場ヶ原は高山特有の湿原などがありとても雰囲気のいいところだった。
沼田インターから関越道で水上インターまで行き,最後は国道291号線で谷川岳ロープウェイの乗り場を目指した。
途中,湯檜曽の先で工事のため片側通行箇所が2ヶ所あり,ちょっとめんどくさかった。
ロープウェイ乗り場では5階建ての駐車場の一番下にバイクスペースがあったので,そこにバイクを駐めた。
谷川岳ロープウェイのサイトには普通自動車の駐車料金しか記載がなかったが,バイクは半額の250円だった。
今回はまずはロープウェイに乗って天神平に上がってみた。
谷川岳ロープウェイはケーブルが2本のゴンドラ形式のロープウェイで,あっという間に天神平についた。
そこからさらにリフト一本乗り継いで天神峠まで行った。
午前中はとても天気が良く,谷川岳が手に取るように見えた。歩くと天神峠から二時間半ほどらしい。
天神峠でぶらぶらした後,同じくリフト,ロープウェイと乗り継いで下に下りた。
そのまま先に行っても良かったが,一ノ倉沢行きの乗り合いタクシー(2012年度から試験的に運行)に乗れたので,
一ノ倉沢を見にった。
最上部には雲がかかっていが,それでも大きな岩壁がそびえているのが見れた。
噂に聞く衝立岩などをしっかりと見ておいた。
一ノ倉沢からの帰りはロープウェイ乗り場まで歩いてみた。
頑張って歩くと35分ほどで着いた。
しかし,暑くてちょっと疲れてしまった。
一ノ倉沢から戻ると次は JR 土合駅を見に行った。
土合駅は上越線の駅だが,上下線が別々になっていて,特に下り線(新潟方面行き)は新清水トンネル内にあるため,
階段を480段ほど下りないとホームに辿りつけない,日本一のモグラ駅となっている。
土合駅は谷川岳ロープウェイ乗り場から湯檜曽方面に向かう途中にある。
駅前は舗装されておらず,凸凹でちょっと怖かった。
駅につくと予想外に人が多くてびっくりしてしまった。
理由は臨時列車「もぐら探検号」が走って,それに乗ってきた人が多数いたためだった。
その人達に混じって,新清水トンネル内の下り線ホームに行ってみた。
階段は全部が連続になっているのではなく,5段ずつに分けてあったので,意外と歩きやすかった。
それでも下まで行くのに10分ほどかかったような気がする。
むしろつらいのはホームから駅舎に戻る時で,これが結構しんどかった。
上を見ると気が滅入るので,下を見ながら登ると気づいたら上に到達していた。ほっ!
駅舎に戻った時に昨晩の居酒屋の残りを食べた。
そこから先,雨が降ったりやんだりだったので,合羽を着て走らないといけなかった。
さらに,ナビが不調になり全然電源が入らなくなってしまった。
どうやら暴走気味で検索中のままずっと動いていて,バッテリーがカラになってしまったみたい。
原因はバイクのエンジンを止めた際,ナビの電源も15秒ほどでオフになろうとするのだが,
そのプロセスの途中でエンジンキーを ON の位置に再び動かしたのが悪かったみたい。
シャットダウン中に電源が供給され,エラー状態になってしまったと思っている。
いずれにせよ,ナビが使えない上に関東の地図もないので,メクラ状態で走らないといけなくなった。
とりあえずはナビが壊れたっぽかったので,購入先のお店(都内にある)まで行こう,と考えた。
そこで,とりあえず関越道まで戻って,そのまま練馬まで走り,後は適当に走る作戦にしてみた。
途中,赤城高原サービスエリア前後の区間で夕立のような雨をくらって,とても走りにくかった。
その後は渋滞が発生していて,体力的にも精神的にもとても消耗してしまった。
しかし,ふと気づくとナビが復活していた。
ナビは電源がオンにならないけど,よくわからないのでずっと充電状態にしていた。
すると気づいたら勝手にナビが起動していた…。
やっぱりバッテリーが枯れてただけのような気がする…。
ナビの復活で少し元気になった。
ナビが復活したので都内に行く必然性は無くなってしまったが,既に関越道をある程度進んでいたので,
折角なのでナビの購入先(インターネットでやけど…)の GPS ストアに行ってみることにした。
GPS ストアは新宿駅から少し南に行った辺り
(明治通りが中央線・四谷方面のガードの下を通る付近を新宿御苑方面に入った所)にある。
つまりバリバリの都内である。
関越道からだと外環道から首都高速に入る,という手も考えられたが,どうせ首都高も混んでると思って,
ナビの言うとおりに都道8号線(目白通りと新目白通り)を飯田橋に向かってひたすら走り,
JR 山手線をくぐった付近の高戸橋から明治通り(都道305号線)を南下した。
関越道を下りてからは意外と道が混んでいなかったので,まあまあの時間に GPS ストアについた。
お店は小さなお店だったが,さすがにポータブルとハンディのナビ,それと RAM マウントがいっぱい置いてあった。
折角なので AQUA BOX MW (RAM-HOL-AQ6U) で GARMIN 社製 nüvi 3770V が使えるかどうか試させてもらった。
nüvi 3770V は静電容量方式タッチパネルという話だったので,
AQUA BOX MW (RAM-HOL-AQ6U) では使えない,と思っていたのだが,なぜかポタンを押す,というのはできた。
また,nüvi 3770V で FM-VICS を使おうと思うとクレードルを使わないといけないが,
クレードルを付けた状態でもこの箱なら入りそう。
そうなると AQUA BOX MW (RAM-HOL-AQ6U) に nüvi 3770V を入れたくなってしまう。
そこで,AQUA BOX MW (RAM-HOL-AQ6U) と裏面につけるボール (RAM-B-202U) を買った。
また,アームの切り込みが入った方向が異なるものが欲しかったので(意外といい向きに向けることができなかったため),
スイベルアーム (RAP-B-200-12U,プラスチック製) を買った。
プラスチック製だが意外としっかりしている。
それによってナビの向きをいい向きにできた。
結構の出費だったが,これでより快適になると思う。
GPS ストアの後,そのまますぐに帰ってもよかったが,折角なので次の日が最終日の大英博物館のエジプト展を六本木の森アートセンターまで見に行った。
経路は当然ナビに教えてもらった。どうやら明治通りを原宿署前まで南下し,その後外苑西通りを南下して,
南側から六本木ヒルズに向かったみたい。
困ったのが駐輪場。大型バイクなのに,歩道を押して入らないといけない位置に駐輪場があった。
せめてエンジンかけて乗ったまま入れる駐輪場が欲しいなぁ。
エジプト展はまあまあだった。
ま,あんなもんでしょ。
エジプト展の後はただひたすら走って帰るだけだった。
これまたナビに従い,六本木交差点から首都高3号線の下(側道)を走り,池尻の入口から首都高3号線に入って,そのまま東名・新東名を走って帰った。
途中,海老名 SA で晩飯を食べ,足柄 SA と刈谷 PA でガソリンを入れた。
また,新東名の浜松 SA で2~3時間ソファで横になって休憩した。
帰り道は台風の影響でかなりの区間が雨が降っていたし,風も強かった。
特に伊勢湾岸道は怖かった。
最終的に帰り着いたら三日目の朝になってしまった…。
(もっと写真を見たい人はMatsup's Motorcycle Siteを見てくださいな)
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