2010年7月11日日曜日

国道169号線と安川大塔川林道に挑戦

 2010年7月10日,梅雨の晴れ間に紀伊半島に行ってみた。それまで数日雨だったので,川は水が多いし,路面はそこら中で濡れてる,という状況だったが,用事や雨で全然バイクに乗れていなかったので,どうしても走りに行きたくて走りに行った。目的地はとりあえず国道169号線を走り,瀞峡付近を越えて国道168号線に行くことにした。その先はダートが10kmほど残る安川大塔川林道の入口まで行き,行けそうならリッターのオンロードバイクでダート10kmに挑戦する,というある種無謀な挑戦をすることにしてみた。(註:安川大塔川林道は結構危険なので,オン,オフに関わらず,技量のない人は行くのはやめた方がいいと思います。)

 出発は少し遅めで午前7時前だった。いつものように吉野経由で国道169号線に入って,一気に北山村の道の駅おくとろまで走った。途中,「国道を行く」のために吉野から国道169号線の写真を撮ってもよかったのだが,出発が遅かったし,あまり気力もわかなかったので,熊野市の国道309号線との分岐点までは写真を撮らずに走ることにした。吉野から大滝ダム,大迫ダム,新伯母峰トンネル,上北山村,池原ダムと走って,順調に国道309号線との分岐まで走れた。梅雨の晴れ間のせいか,どこも車が少ないように感じた。

 国道309号線との分岐から先は,写真を撮りながら走ることにした。理由は,国道309号線との分岐から先の国道169号線は,狭い区間が続き,よく工事などで通行止めや時間通行制限が実施されている。そのため通れない時もあったりする。 7月10日は全線で通行が可能だったので,走れる時に写真を撮っておこうという作戦。国道309号線との分岐から国道169号線は和歌山県の飛び地である北山村を通る。国道309号線との分岐から七色ダムの先までは狭路区間だが,舗装を直してあって,かなり走りやすかった。ただし,普段北山村に行くには,下桑原にある大里トンネル出口から県道229号線,不動トンネルを通るルートの方が近く,道幅もあるので走りやすい。

 北山村にある道の駅おくとろで休憩してから,さらに西を目指した。そこから小松までは昔から国道169号線があった区間である。私がバイクに乗り出した頃は,国道169号線は北山村の小松の先から熊野川町の田戸まで未開通となっていた。しかし,今では小松から田戸まで高規格道路の橋とトンネルで結ばれていて,あっという間に辿りつける。田戸には田戸橋という赤い大きな橋があるが,以前はここまで来ると地の果てまで来た感じがしたものだった。その先も田戸隧道という細長い隧道をパスするように瀞峡トンネルという立派なトンネルができて,昔に比べるととても楽に田戸に辿りつけるようになった。しかし,瀞峡トンネルから先はまだ狭路区間が残っている。その区間では,このご時世で簡単には大規模な新道は作れそうにないので, 2010年秋まで時間通行制限をしながらちょっとした道路の改修をするみたいだった。国道169号線は国道311号線との分岐点を過ぎて,四瀧トンネル手前の集落までは狭路区間が残っている。四瀧トンネルは,昔の離合困難な狭路区間を避けるために作られたトンネルであり,これまたコストパフォーマンスの悪そうなとても立派なトンネルとなっている。そこを過ぎるとあっという間に宮井で国道168号線に突き当たった。

 そこから予定通りに川湯経由で安川大塔川林道入口を目指してみた。一応林道の様子を見てから突入するかどうかを決めるつもりでいたが,なんとなく最初から今日は林道を走りきれそうな感じがしていた。(結果的に運良くパンクもなしに行けたからよかったけど,途中はかなりどきどきだった…)川湯から安川大塔川林道までは県道241号線(請川静川線)を走る。この県道は国道168号線近くで県道45号線から分岐して,安川大塔川林道の手前までの県道みたいだった。県道241号線は静川の集落があるところまでは舗装もきれいにしてあったが,集落がなくなった途端に舗装が荒れていた。途中,高倉神社というところのそばにあった滝を見て,写真を撮っておいた。そこからちょっと行くと安川大塔川林道の入口があった。そこはホイホイ坂林道の入口でもある。ホイホイ坂林道は畝畑まで行く林道であり,入口からしばらくは舗装された林道となっている。しかし,安川大塔川林道は入口から10.3kmにわたってダートが続いている。オンロードのリッターバイクで突入するにはかなり覚悟が必要だった。そこで,数百メートル歩いて,安川大塔川林道の路面の様子を探ってみた。入口のダートは轍に大きな石もあまりなく,しっかり踏み固められていて,オンロードバイクでも余裕そうな感じがした。そこで覚悟を決めて安川大塔川林道に挑戦してみた。後で考えてみたら,雨が数日続いた後だったので,ダートの路面は水で削れていたような気もする。そう考えると,雨の後のダートにオンロードのリッターバイクで突入するのは無謀だったかもしれない。まぁ,なんとか無事通過できたのでよしとしておこう。

 安川大塔川林道は断崖絶壁を走るダート林道であり,雨上がりのためにそこら中に水溜りや,洗い越し状態のところがあった。水が流れていたり,流れた跡のところは細かい砂が流されて,数センチ以上の大きめの石がいっぱいの轍となっていた。ただ,石のほとんどは丸みを帯びていたので,結果的にパンクはせずにすんだみたい。ただ,リッターバイクだとパワーがありすぎて,こかさずに走るのはとても気を使った。きっとオフロードバイクでダートをいっぱい走ってる人には簡単な道なんやろなぁ,と思いながら走った。安川大塔川林道は本宮側から徐々に高度を上げていく。途中何本も素掘りのトンネルがあった。雨の後のせいか,トンネルの中は雨のように水が滴っていた。途中,素掘りのトンネル手前でバイクを止めて写真を撮っていたら,一台の軽トラに抜かされた。たった一台だけだったが,人がいるというだけで,すごく気分的に楽になった。いざとなればなんとかなりそうだからね。その軽トラの人は少し先の大きな素掘りのトンネルの手前に軽トラを止めておられた。話を聞いてみると,ニホンミツバチの蜜を集めているとのことだった。そのため,顔の辺りはネットをかぶって保護していた。その人の話によると,ダートでパンクはある程度仕方ない,とのことだった。特にタイヤがすり減ってくるとパンクしやすいらしい。しかし,舗装路に礫が落ちてるよりもダートの方がパンクしにくいということだった。舗装路だと石が路面にめり込まないので,もろにタイヤに負荷がかかるみたい。また,その人の話では,もう1kmほども行って登りになると舗装されると思うということだったので,ちょっと元気になって走ることができた。しかし,実際にはまだ3kmほどはダートだった。登りの半分ぐらいから上が舗装されている感じだった。登りではちょっと路面が柔らかくて,かなりオンロードバイクには辛かった。その登りの途中で,また別の軽トラに抜かれた。ダート区間で出会ったのはその2台だけだった。その先の舗装区間で軽自動車1台と対向したのだが,結局安川大塔川林道から国道371号線の合流点までに見たのは車3台だけだった。

 ダート区間の最後の方で,山の上の方に行く林道との分岐があり,一瞬どっちに行けばいいのか迷ってしまった。しかし,小さな標識だったけど一応標識があったので,その通りに走るとすぐにダート区間が終了した。さすがに舗装路を見た時にはほっとした。振り返って見ると,webで見た「ここからダート」という写真と同じ風景だったので,生きて帰れたぁ〜,と思った。そこからしばらく舗装林道を走っていると,いつの間にか国道371号線にでた。途中,修験の滝を見て,安川渓谷入口を見て,渓流美を堪能してきた。その後は疲れたので,丸山の千枚田だけを見て,さっさと帰ることにした。それだけでもかなりの労力が必要だが…

 国道371号線に出てからすぐに県道219号線の続きを走って鮎川に向かい,そこから国道311号線で川湯方面に引き返した。ルートとしてはかなり遠回りだが,楽に走れるコースを選んでみた。途中,眠くなったので,道の駅「熊野古道中辺路」で昼寝をした。その後,国道168号線,国道169号線,国道311号線で紀和町を通って,風伝トンネル手前で県道40号線に入って,丸山の千枚田を目指した。丸山の千枚田は稲が大きく育ち,一面青々としていた。天気がよかったので,総出で草刈りをしているようだった。展望台には相変わらず大きな三脚が並んでいた。ただ,カメラはなく,三脚だけずらっと並べてあった。場所取りかもしれないが,すごく迷惑な感じだった。なんか,とっても横暴な気がするなぁ。ぶつぶつ。丸山の千枚田からいつものように県道40号線で北山村に抜け,不動トンネルを通って下北山村から池原ダム,上北山村,新伯母峰トンネル,大迫ダム,大滝ダムと走って帰った。

 結局その日は500kmほど走った。国道169号線を満喫し,さらに安川大塔川林道をなんとか走破して,丸山の千枚田を見て帰る,という結構充実した日だった。梅雨の合間の貴重な晴れの日だっただけに,充実した日にできてよかったよかった。

もっと写真をみたい人はMatsup's Motorcycleを見てください。

2010年7月7日水曜日

そういえば

 そういえば,今日は良い日だった。何がって?それは誕生日だから~。誰のって?それはらいだぽよの~~
ということで,一人でお祝い~~~
Happy Birthday ~~~~

無線LANが使えない

 先日,仕事先のとあるノート型のコンピュータが無線LANに繋がらないから,なんとかしてくれ,と言われた。なぜかこういう仕事は私の所に舞い込んでくることが多い。一応,他のメンバーも無線LANにつなぐ努力はしたらしい。しかし,よくわからない,というので私にお鉢が回ってきた。そこでマシンを見てみた。マシンは○○通社製のノート型コンピュータ。値段はどちらかというと安い部類に入ると思われるマシンだった。話を聞くと,他のノートマシンならすぐに無線LANにつながったらしい。しかし,このマシンはどうやってつないだらいいのか全然わからない,と言われた。そこでいろいろ見てみることにした。

 OSはWindows XPだった。現状では有線でインターネットに接続されていた。それを無線LANにして,ケーブルを減らしたいということだった。しかし,無線LANにつなごうと思ったけど,うまくいかなかったらしい。無線LANにつなげない場合に考えられるケースとしては,
 (1) 無線ネットワークアダプタの電源が入っていない,
 (2) 無線LAN接続のソフトが働いていない,
 (3) 無線LANネットワークが無効になっている,
 (4) 接続したい無線LANが見つからない,
 (5) 接続したい無線LANの提供しているバンド(802.11aとか11nってやつ)を使えない,
 (6) 接続したい無線LANのパスワードがわからない,
などがある。この順に調べていくと,大抵の場合は問題が解決する。

 今回はどうだったかというと,結果的にはこの6項目の1個に該当する問題のために接続できていなかった。どこか?実は(1)の無線LANのアダプタの電源が入っていないのが原因だった。原因究明のために,まずはマシンをチェックしてみた。有線ではつながっているが,無線ではだめだった。そこで,マイコンピュータを右クリック+プロパティで出てくるシステムのプロパティの中のハードウェア・デバイスマネージャを見てみた。その中のネットワークアダプタというのを見ると,2つあり,1個は有線で,もう一個が無線用っぽかった。しかし,どちらもトラブルがあるマークではなかった(トラブルがあると赤の×か黄色の!がついていたりする)ので,ハードウェアとしての無線LANアダプタは有効っぽかった。無線LANアダプタのドライバー・ソフトがおかしいわけでもない。ドライバーソフトがおかしい時には,黄色の!がついていたような気がする。

 次に無線LANアダプタの電源ボタンを探してみた。これがわからない。大抵は,マシンのどこかにスライドスイッチがあって,それを動かすと無線LANアダプタの電源をON/OFFできる。それがよくわからない。場合によっては,キーボードで操作する場合がある。例えば,FnキーとF11を一緒に一回押すと無線LANアダプタの電源をオン,もう一度押すとオフというように,オンとオフを交互に繰り返すものもある。その場合はキーボードのF11キーにアンテナのようなマークがついているはず。今回のマシンではそれがない。まわりをざっと見ても,これだっ,と思える物がなかった。なにやら怪しげなものはあったが,私のイメージしているスイッチとは違う感じだったし…。

 そこで,とりあえずは他の項目をチェックしてみた。まず,接続可能なネットワークを表示させようと思った。しかし,接続可能なネットワークは全然ない,となっていた。そんなことはないはず。少なくともチェック項目(6)ではなさそう。もしかしてチェック項目(5)の802.11aとか802.11gとかっていうバンドで使える物がないかも,と思ったが,無線LANの送信側は11g, 11a, 11nをだしているらしく,どれかは使えそうな感じだった。

 となると,チェック項目の(3)か(2)か(1)ということになる。チェック項目(3)の無線LANネットワークが無効かどうかは,マイネットワークを右クリックしてプロパティを選ぶと出てくる「ネットワーク接続」で確認する。「ネットワーク接続」の中にある「ワイヤレス ネットワーク接続」という行の「接続」という項目を見てみる。つながっている時にはそこに「接続」と書いてあるが,「無効」とある場合もある。無効となっていれば,それはネットワーク自体が無効になっている。無線LANアダプタの電源がオフでもなりうるが,ネットワークが使えるのに,手動で「無効」になっていることもある。有効にするには,「ワイヤレス ネットワーク接続」と書いてある部分で右クリックして,「有効にする」を選ぶ。選べない時には他に原因があると考えられる。今回は有効にするを選べなかったので,チェック項目(2)か(1)に原因が絞られた。

 チェック項目(2)のソフトに関しては,よくあるのが無線LANアダプタの製造メーカーが作ったソフトを使うか,Windowsにネットワーク接続の処理をさせるか,の2パターン。多くは製造メーカーの作ったソフトを使うことが多い。今回も製造メーカーのソフトを使っていた。ソフトを起動すると,ソフトはちゃんと動いている。以前,レッツノートでは,このメーカー製のソフトの一部がダウンしていたために,うまく無線LANが使えなかったが,今回はソフトは大丈夫そうだ。しかし,ソフトの画面上で接続可能なネットワークという項目がグレーになっていて,選べない。無線LANアダプタを無効にする,という部分もグレーになっている。むむむ?やっぱりこれは無線LANアダプタの電源が入ってなさそう。無線LANアダプタの電源が入っていれば,この辺りの選択肢を選べるはず。

 そこで無線LANの電源スイッチを探すことにした。こういう時こそマニュアルでしょ?と思って,マニュアルを見せてもらうことにした。しかしまぁ,これがひどかった。何がひどいって,ほとんど,全く,何も書いてない。最近のマニュアルによくあるように,最初はいろんな注意事項が並んでいた。暗いところで見るな,とか,長時間使ってると目が疲れるとか,正しい姿勢で使え,とか…。そんなのはいいから,無線LANを使うにはどうしたらいいねん???でも,無線LANに関しては何も書いてない。というか,まともな使い方は一切書いてない。マシンのスイッチの入れ方などは書いてあるが…。どうやら基本はオンラインでマニュアルを見るように,ということらしい。よくあるのがCD-ROMにマニュアルが入っている場合。でも,マニュアルの入っているCD-ROMはなさげだった(あるのかもしれないが,ラベルを見てもわからなかった)。仕方ないので,インターネットで調べてみることにした。マシンの型番を見て,それい該当するマニュアルをさがす。すぐに見つかったが,本体用のマニュアルと無線LANアダプタ用のマニュアルは別だった。そこで,無線LAN用のマニュアルを見てみた。最初から見ていくと,無線LANアダプタのスイッチの場所は,本体マニュアルの各部の名称を見よ,とのことだった。そこで,マシン本体用のマニュアルを見てみた。すると…,これはスイッチじゃないよなぁ,と思っていた物がスイッチだった。よく見るとイナズマのようなマークが描いてあった。つまり,電波を使うということみたいだった。そこでそのスイッチを押してみた。でも全然反応がない。何故スイッチを押したかというと,プッシュ型のスイッチに見えたから。しかし,押してもうんともすんとも言わない。もしかしてスライドスイッチか?と思って,スライドさせてみた。すると,幅20mmほどのスイッチが横に1mm弱ほど動いた。スライドさせても,スライドさせる前と後でパッと見て変化がはっきりわからない…。そんなスイッチでいいのか???それでも,結果的に無線LANアダプタの電源がオンになったみたいで,画面右下の無線LAN関係のインジケーターがアクティブになった。おぉ,これで無事無線LANが使えそう,となって,チェックしてみたら,ちゃんとインターネットに接続できていた。

 しかし,考えてみると,無線LANの接続方法を知りたいのに,マニュアルがネット上にしかない(もしかしたらどこかのCD-ROMの中にあるのか?)というのはおかしくないか?下手すると無線LANつながないと,インターネットに繋げないかもしれないのに。おまけにスイッチの形状と動作がわかりにくいし…。うーん,これでまた私の中で○○通の評価が下がってしまった…

2010年6月22日火曜日

欧州の強豪はどないしたんや?

 ここまでサッカーのワールドカップ南アフリカ大会を見ていて感じたのが,ヨーロッパの強豪が苦戦している状況。なんか,見事なまでにヨーロッパの強豪が苦労している。フランスはアネルカがチームから追放され,それに抗議した選手が練習を拒否したというし,イングランド,イタリアは2試合続けて引き分けているし,ドイツ,スペインは一勝一敗やし…。どうしてしまったんでしょうねぇ…?そんな状況でも,オランダは1次リーグ突破を決め,北朝鮮にぼろ勝ちしたポルトガルはかなりの余裕がある。何が違うのかねぇ?そんなヨーロッパ勢に比べて,南米勢のブラジル,アルゼンチンは順当に勝って1次リーグ突破を決めている。チリ,ウルグアイ,パラグアイもかなりいい感じで点を取っている。やっぱりヨーロッパ勢はヨーロッパでしか優勝できないのか???

 ところで,多くのマスコミはヨーロッパ勢の苦戦を煽っている感じがする。このままでは優勝はヨーロッパ勢ではない,みたいな論調のような気もする。しかし,気をつけないといけないと思うのが,1次リーグの成績って意外とあてにならない,という点。例えば(これしか例が出てこないが…)1982年のスペイン大会では,1次リーグを全て引き分けでなんとか通過したイタリアが優勝してしまっている。結局のところ,3試合で4チーム中の2位に入りさえすれば,後は全試合で勝てるチームが優勝できる,ということになる。また,ワールドカップは1ヶ月の長丁場なので,前半調子のいいチームが,後半になるとずるずると後退することがよくある。1次リーグの2試合目で突破を決めたチームは第3戦で余裕を見せたりするが,そんなチームに限って決勝トーナメントで意外と苦労したりする。1リーグで大量得点を取ったチームが,決勝トーナメントの1回戦でなかなか点が取れなくて負けてしまう,という試合を何度も見てきた。なので,現時点での結果を見て優勝するチームを考えるのはまだ早いと思っている。ただ,予選リーグを突破しないと決勝トーナメントに行けないのは事実だが…。他にも,各地域の予選で苦労したチームが本大会でいい成績を残し,予選が順当だったチームが意外と本大会でだめだったりする。1994年のアメリカ大会か2002年の日韓大会でのブラジルは,予選は今回のアルゼンチンのようにぎりぎりで通過して本大会に出場して,結果として優勝している。今回も予選で苦労したアルゼンチンは順当だが,ヨーロッパ予選を無敗で勝ち抜いたイングランドやスペインが意外と苦労している。

 こう考えると,現時点(ポルトガルが北朝鮮に大勝ちした直後)では大量得点で北朝鮮に勝ったポルトガルがちょっと心配。北朝鮮の守備が崩壊したから大量得点になったが,守備が強いチームにしっかりと守られると苦しいと思う。特にC.ロナウドは守備をほとんどしないので,結構他の選手に負担がかかるという話もあるし…。ブラジルはいい感じだが,予選を順当に来てるから,なんとなく嫌な感じがする。今回のチームは攻めがいまいちっぽい感じがするし。カカが怪我上がりで不調というのもあるかもしれないが,あまりいい感じでパスを回してないので,今後もあまり点は取れないような気がする。誰かみたいにいっぱい「手」を使えば別だろうが…。アルゼンチンはメッシがボールを持つととてもスペクタクルだが,守備はどうなんやろ?選手を選ぶ段階でいろいろ言われていたが…。予選で危なかったから,優勝かなぁ????そういえば,意外と勝ててないのが,オランダ。あのチームはいつも優勝候補なのに勝ててない。なぜでしょう???ま,ワールドカップは簡単には勝てない,ってことだけは言える。

2010年6月15日火曜日

本田君,頑張っていたねぇ

 昨晩,日本対カメルーン戦を見た。結果はなんとか日本が虎の子の1点を守りきって勝った。いやぁ,やっぱり勝つのはいいねぇ。選手はみんな頑張っていたが,結構よかったのが本田君。かれはビッグマウスだけど,今回はかなり一生懸命やってた。どこがよかったって,最後の最後,後半のロスタイムにカメルーンのバックが日本のゴール前にロングボールを入れようとした時,彼は身体を投げ出して邪魔しようとしてた。結果的には全然邪魔できなかったけど,最後までワントップとして攻撃だけじゃなくて,最前線からの守備をしようと動き回っていたのがよかった。当然,虎の子の1点を入れたのもよかったけど。今のサッカーでは,全員で守備をして,全員で攻撃をしないと,分厚い攻撃ができないし,堅い守備もできない。そのためには,フォワードでもどんどん守備をして,バックスでもどんどん攻撃参加しないといけない。そういう意味では,イングランドのルーニーが好きなのだが,昨日の本田くんは,ルーニーに引けを取らないぐらい,頑張っていたように思う。当然,本田君一人じゃなく,他の選手もかなり走っていた。だからこそ勝てたんだけどね。見ていて気になったのが,後半,ペナルティエリアの少し外のゴール正面からミドルシュートを打たれた所。たまたまゴールのバーに当たってゴールにはならなかったけど,あのシーンの直前,ディフェンス陣が誰もキッカーにアタックにいなかった。数人がいたのに,全員が2mほど下がって並んで構えていた。ちょうと正面にいたのは阿部だったかなぁ???? ディフェンダーとの距離が2mも空いていたら,蹴る方は自由に蹴れてしまう。だから,かなりいいミドルシュートになってしまった。なんであそこでちゃんと誰かがアタックにいって,他の人間がそのサポートをするという基本ができなかったのかなぁ?それまでは結構頑張ってたのに。たまたまカメルーンの選手がミスをしてくれたからよかったけど,あれはいただけないねぇ。まぁ,他にも後半,ディフェンスのラインが下がりすぎていたとか,途中から入った岡崎と矢野が攻撃の時にいまいち相手に突っかかっていけなかった,などはあるが,それでも結果的に勝ったのは,やっぱりうれしいねぇ

2010年6月9日水曜日

ウォッちず,電子国土って知ってます?

 バイクでよく走りに行くのだが,よく使うのがツーリングマップル。小さくて携帯性にすぐれ,いろんなコメントがあって,大変重宝している。しかし,一点だけ困った点がある。それは細かいところを知りたい,と思ってもわからない,ページの境界付近が見にくい,というところ。例えば,国道371号線の不通区間を走ろうと思ってツーリングマップルを見ると,だいたいの場所はわかるのだが,その付近の細かい道の様子がいまいちわからない。以前は,それでも地図があるだけで満足していたのだが,最近はだんだん走る道がマニアックになってきて,ツーリングマップルだけだとちょっと辛くなってきた。

 そこで,最近使っている作戦がネット上の地図を利用する作戦。よく見ているのがGoogleとYahooの地図。何のことはない,タダだからなのだが…。Googleの地図とYahooの地図だと,個人的には国内ならYahooの地図,海外ならGoogleの地図を見ている。理由は,国内の場合,Yahooの方が情報の更新が早いから。例えば新名神ができた時,Yahooはすぐに地図上に新名神が現れたが,Googleはしばらく現れなかった。今も(2010/6/1 現在),Yahooの地図には第二京阪道路が描いていあるが,Google Mapにはまだ第二京阪道路は描かれていない。なので,最近はYahooの地図を使うことが多い。blogに貼るのに,今見ている地図のURLが得られるのもうれしいし。他にもYahooドライブのルート作成も大体の距離がわかって,はじめて行く土地では活用させてもらっている。そんなYahooの地図にも欠点はある。一番の欠点は,田舎に行くと解像度をあげられない,という点。私はオンロードのリッターバイクに乗っているのに,酷道林道をよく走るため,田舎のルートがどうなっているのかが気になる。そんな時にYahooの地図で見ようと思っても,細かい点がわからなかったりする。また,拡大できても,実際に走ると微妙に地図と実際が違っていたりする。

 そんな時に役に立つのが国土地理院のウォッちず電子国土である。何がいいかというと,25000分の1の地形図をシームレスに(境界なく)見れる点である。例えば,和歌山県の南の方の林道を走ろうと思ってツーリングマップルを見てもわからない点が,1/25000地形図だったらわかったりする。欠点は,ウォッちずだと,場所の指定が難しい点。例えば,和歌山県古座川町の平井を探そうと思ったら,地図検索画面で「田辺」を選び,「20万分1地勢図名:田辺」の中で「下露」を選ばないといけない。25000分の1の地形図の地図の領域を表す名前は,かなり古風なので慣れないとわかりにくい。また,「下露」を選んでも,現れる画像は「約1/9000」というかなり拡大された図であり,1個縮小して「約1/18000」の地図にしても,自分が今どこを見ているのかがとてもわかりにくい。しかし,一度場所がわかれば,あとは道を辿ればよいので,そこから1/25000地形図に載っている多くの情報を得ることができる。もう一個欠点としては,すぐには地図の内容が更新されない,という点。これに関しては今後どうなるのかわからないが,1/25000地形図はどれぐらいの頻度で更新されているのだろう?また,ウォッちずはあくまで閲覧を目的としているので,印刷や掲載されている画像をそのまま自分のweb siteに貼りつけるのは許可されていない。しかし,似たサービスとして「電子国土」というサービスがある。これは「(財)日本地図センター」が管理運営しているものらしい。こちらだと,A4に印刷できたり,地図上にいろいろな情報を載せることもできるらしい。また,1/25000の情報は国土地理院のウォッちずと同じ内容らしいし,場所の指定も,「拡大縮小」や「移動」というアイコンを指定して,簡単に目的地の拡大図を得ることができる。欠点としては,上下にいろいろな情報を表示するので,地図の表示域が若干狭くなる点と,中間サイズの地図の情報の更新がかなり遅いみたいで,未だに縮尺約1/300000の地図には新名神が見当たらない。ちゃんと1/18000には載っているが…
 
 現在,私はツーリングマップルとYahooの地図,ウォッちず,電子国土の地形図を併用して用いている。ツーリングマップルの道のコメントは地形図には無い情報だし,シームレスに新しい情報を得られるYahooの地図もありがたい。そして,細かい点が見て取れる1/25000地形図もなくてはならない。これからはもっと便利になるのかなぁ??

2010年6月8日火曜日

畝畑,潮岬,丸山の千枚田と国道168号線再び

 天気が良かったので,梅雨で走れなくなる前に紀伊半島に行ってきた。
今回の目的は,今シーズンまだ行ってない潮岬に行くこと,にしてみた。しかし,それだけではいまいちなので,もう少し目的を追加してみた。
 (1) いまいち写真がちゃんと撮れてなかった五條から南の国道168号線の復習,
 (2) 和歌山県道229号線と畝畑を訪ねる,
 (3) 紀勢本線の駅で飛ばしているとこに行ってみる,
としてみた。もし可能なら,
 (4) 国道169号線を走る,
もやってみたかったが,最終的には
 (4') 丸山の千枚田に行く,
となってしまった。

 出発は午前4時半頃。この季節だと,空はかなり明るくなり,暑くもなく寒くもなくとても気持ちよく走れる。今回は国道168号線の復習から始めるので,まずは奈良県の五條市に向かう。そこから国道168号線の写真を撮りながら南下した。写真は前回撮ってなかった所をメインにして,同じところは避けようと思っていたが,これがどうして,いっぱい写真を撮ってしまったかもしれない。どうも国道425号線以降,写真の枚数が格段に増えてしまった。見るのも整理するのも大変になって,ちょっと反省…!しかし,前回よりもしっかり国道168号線のキーポイントを押さえておいたつもり。何回も走っている道だが,未だにちゃんと道を覚えきれてないなぁ,と思った今回でした。

 国道168号線自体は前回(去年の秋)とほとんど変わってないのでそのままどんどん走り,熊野川町から西に入って,小口から県道229号線で畝畑経由で潮岬を目指した。県道229号線は相変わらずの石だらけの狭路だった。昨年秋と比べると,若干小石や砂の量が増えた感じがした。それでもきれいな和田川峡の流れに沿って走るのは気持ちよかった。前回畝畑に来た時は,古いカメラだったので,5本あるトンネルの写りがいまいちだった。それを撮り直しながら進んだ。今回のがすごくいいかと言われると,写真は難しいなぁ,というのが結論。今回はさらに畝畑の集落を見たいと思って走った。 5本目のトンネルをすぎて,少し行くと畝畑の集落(跡?)に着く。右手に石垣があり,その奥に朽ち果てた建物が残っている。その先には,一方の欄干がリニューアルされて左右でとてもバランスが崩れている橋があったり,左上に登る石の階段と,上の方に見える金網があり,小学校の分校でもあったのかなぁ?と思ったりした。そこを少し行くと,現在畝畑に2戸残っておられるうちの一軒のお宅の前に来る。目印は駐車場に車が置いてある。その向かいに家があり,洗濯物がちらっと見えたので今も住んでおられる感じだった。どなたかにお会いできれば,と思ったが,誰の姿も見えなかった。その先に,畝畑と言う地名の入った県道表示のヘキサがあり,記念撮影しておいた。さらに少し進むと,ホイホイ坂林道との分岐のある橋まで来る。その橋のたもとにも一軒のお宅がある。こちらは比較的新しめの家であり,車もあったので人が住んでいる感じだった。しかし,こちらでもどなたともお会いできなかった。天気の良い日の午前9時すぎぐらいだったので,もしかしたら皆さんすでに山仕事に行かれているのかもしれない,と思った。できれば小学校分校跡の場所を聞きたかったのだが…ホイホイ坂林道との分岐の辺りから,旧名が林道和田川松根線の区間になり,道が多少広くなって走りやすくなる。その辺りに,幻の県道45号線への分岐があるはずなので,その地点を探ってみた。県道と言っても,ここから分断県道で,この先は厳しい山道なのだが…。さすがにまともな道がある訳ではないので,事前に25000分の1の地形図を見ておいて,走っている地形と地図を見比べて,大体の場所を探ってみた。ここか?という場所でその辺りを徘徊してみると,川に向かって下る石の階段があった。きっとこれなんだろうなぁ,と思って写真を撮っておいた。 N氏のサイトの写真と見比べると,多分同じ地点だと思われる。きっとここに違いないっ!!3人ぐらいいれば,一緒に那智勝浦に向かってみたいと思うが,さすがに一人だとかなり気が引ける…。ここは専門外と言うことで,今回は入口の写真を撮ってよしとしておいた。ちなみに那智勝浦側の端点へは県道グランツーリスモさんや, むねぞう氏などが行かれているが,ちょっと大型バイクには不向きな感じがする…

 その後,旧林道区間を抜け,松根の集落に出たらさすがにほっとした。そこから七川ダムの湖畔で国道371号線に出て,まっすぐに潮岬に行っても良かったが,折角なので,県道39号線で和深に出てみた。海沿いに出ると紀勢本線全駅制覇の目論見を達成すべく,和深駅に向かった。他の駅と同じように,ここの駅も行くのが難しかった。駅からは海岸が見えていい雰囲気の駅だったけど。そこで各停と特急くろしおの行き違いに遭遇して,次へと向かった。その先は,田子駅,田並駅,紀伊有田駅,と見て,やっと潮岬にたどり着いた。潮岬では,本州最南端の碑のあるところまで行き,海を見てよしとした。その後,串本でガソリン補給して,前回の残りの,紀伊田原駅,紀伊浦神駅,下里駅,太地駅,湯川駅と見た。途中,下里駅で会ったおじさんに,紀伊浦神駅の駅前の干物屋さんがおいしいと聞いて,わざわざ引き返して干物を買ってみた。結構安くておいしかった。湯川駅の後は,前回訪問した紀伊勝浦駅を飛ばして,紀伊天満駅,那智駅,宇久井駅,紀伊佐野駅,三輪崎駅と見て,ミッション終了とした。それでもまだ紀勢本線の駅の半分にも満たない… やっぱり,紀勢本線全駅制覇は無理かも… 白浜から多気までにしておこうかなぁ…とかなり弱気になってきた。

 とりあえず今回は疲れてしまったので,国道169号線の記録はやめて,丸山の千枚田を見て帰ることにした。丸山の千枚田も今シーズン初訪問となる。三輪崎駅から,国道42号線で新宮を抜け,橋をわたってから,左の紀和町方面に行き,県道35号線と川を挟んで並行している道から,オレンジロードを抜け,途中から県道62号線で北上して,国道311号線の風伝トンネルを抜けて丸山の千枚田に向かった。千枚田は田植えからある程度時間がたっていて,稲の緑がしっかりしてきた頃だった。しかし,驚いたのが三脚に立派な一眼レフを載せて千枚田を撮影しようとする人の多さ。狭い駐車スペースに何台も車が止まっていて,大勢の人が千枚田の写真を撮るべく構えていた。どこぞの写真雑誌にでも出ていたのかなぁ?いつも千枚田の展望台って人はまばらなのに… 仕方ないので三脚の隙間から千枚田の写真を撮り,反対側から展望台の不思議な光景を撮影して千枚田を後にした。そこから,いつものように県道40号線,国道169号線,不動トンネル,国道169号線と走って帰った。

 今回は,国道168号線,和歌山県道229号線,畝畑,潮岬,紀勢本線の駅,丸山の千枚田,とてんこ盛りになってしまった。それでも雑用が多い6月の最初にいっぱい走れたので,ちょっと満足した紀伊半島ツーリングだった。いやぁ,まだまだ紀伊半島は奥が深いなぁ…

もっと写真をみたい人はMatsup's Motorcycleを見てください。

2010年6月1日火曜日

極楽橋に行くのは大変!!

 以前,バイクに乗る時の目標としての滝巡りに疲れてきたから,鉄道の駅訪問と国道(酷道?)走破を新たな企画としてみる,と書いた。実際にこれまで,国道は国道425号線国道371号線のほぼ全線,国道168号線の五條市以南を走り,いっぱい写真も撮った。さらに,紀勢本線の栃原駅から新宮駅,紀伊勝浦駅,古座駅から串本駅までの33駅と,飯田線の中部天竜駅から天竜峡駅までの20駅を訪れた。ある程度,新企画もこなしている,と言えるのではないだろうか?そんなバイクの旅なのだが,鉄道の駅に関して思うところを書こうと思う。

 鉄道駅に関しては,都市部の大きな駅よりも田舎にある駅の方が趣きがあるし,バイクで行くにも都会よりも走りやすいので好んで田舎の駅を訪問している。しかし,田舎の駅は,たどり着こうと思うと意外とバイクでも難しかったりする。例えば,紀勢本線の川添駅。この駅は地図で見ると国道42号線のすぐ近くにあるのがわかる。しかし,実際に行ってみると,これがなかなか辿り着けない。なぜかと言うと,駅の入口は国道42号線には面しておらず,集落の中を走る細い道から同じように細い道に曲がった先にあるからである。とあるサイトの筆者の方は,エッセーの中で「しかし、駅の訪問はできるだけ鉄道を利用して欲しい。」と書かれている。さらに,「列車で訪れると「駅」はより魅力的に映るものだ。それは鉄道で旅する人だけが感じられる“真の喜び”であることに他ならない。」とも書かれている。しかし,私は敢えて異を唱えたい。駅によっては鉄道以外の方法で駅にたどり着くのが如何に大変であり,かつ,辿りつけた時の喜びは鉄道に乗って訪れるのとは同じぐらい,場合によっては鉄道で訪れるとは比べものにならないぐらい大きい時もある,と。例えば,飯田線の秘境駅を訪問すればわかるが,それぞれの駅がどれだけすごい所にあるか,というのを身にしみて感じる。私はバイクで訪問しているが,バイクですら苦労しないと辿り着けない(Uターンに困った,など,たどり着いた後に苦労したところもがある)駅もあった。そのような駅へ行くのは,ルートを見つけるのもそれなりの努力がいる。ツーリングマップルを見て,YahooやGoogleの地図を見て,地図閲覧サービス(ウォッちず)で調べて行かないとたどり着けなかったりする。あるいは,現地で地元の人に場所を訪ねることもある。時刻表とにらめっこし,ひたすら硬いシートに座り続け,有り余る時間を如何に過ごすか,を解決すればたどり着ける鉄道による訪問とは異なる努力や苦労,そして楽しみがある。

 駅によっては,鉄道では時間さえかければ簡単にたどり着けても,車やバイクだとたどり着くのが大変な駅も多い。それが如何に大変なことかはやってみないとわからないだろう。最近訪問した南海高野線の極楽橋駅はその代表のような駅だと思う。極楽橋駅は,高野山に行く南海電鉄の高野線の終着駅である。1日に4~7本ある有料特急の終着駅となっているのでそれなりの規模の駅なのだが,そこから高野山に行くには,ほとんどの人が同じ構内からケーブルカーに乗り換えて高野山駅に向かい,さらにバスに乗って高野山の中心部に向かう。極楽橋駅の改札をでる人は極稀にしかいない。つまり極楽橋駅は乗り換えのために存在している駅なのである。改札は「これが改札?」というほど,狭く質素な入口があるだけであり,改札には券売機は存在しない。近畿の私鉄なので自動改札機はあるが…。極楽橋駅から一番近い集落までは,車やバイクで5分以上かかり,歩いて行くのはためらわれる。また,極楽橋駅はバイクだとどの道を行けばいいのか?から始まる。そして延々と走った最後に「この道で行けるのか?」と悩み,時にはルートミスから方向転換して,さらに違う道を探す,という苦労をしないといけない。それぐらい行くのが大変な駅である。しかし,南海電鉄の特急に乗れば難波から1時間半ほどでたどり着けてしまう。そんな不思議な駅が極楽橋駅なのである。

 私としては,車やバイクで辿り着ける駅(小和田はさすがに片道30~40分の山道なので,時間を考えた末に,徒歩での訪問は諦めて,伊那小沢駅から電車を利用したが…)には,是非一度,車やバイクで訪れてみて欲しい。こんな所に駅があるのか,この駅にはこうやったら辿りつけるのか,と感慨ひとしおの駅が多数ある。今までの中では,紀勢本線の波田須駅,飯田線の千代駅,金野駅,田本駅,中井侍駅,大嵐駅,南海高野線の紀伊細川駅,紀伊神谷駅,極楽橋駅がおすすめ。ただし,どの駅もそれなりの運転技量がないと,車やバイクで訪問するのは困難なので注意が必要である。このブログを読んで行って事故した,と言われても責任は取れないので,あしからず。
 上記の駅に関して具体的に書いておいくと,
・波田須駅は,ツーリングマップルを見ても,どういけば良いかがわからず,
  近くに行っても駅への標識が見つけられなかった。
  また,駅前には細い道しかなく,大型バイクだと転回すら大変だった。
  車だと駅のそばには行けないと思う。
・千代駅,金野駅は,道さえわかれば辿りつけるが,結構細い厳しい道である。
  特に金野駅への道は酷道マニア好みの本格的な狭路で,路面も悪く,
  結構距離もあって,車でもバイクでも苦労する道である。
・田本駅は竜田橋という橋までは車やバイクで行きやすいが,
  橋を渡ってから10分ほど山道を歩かないといけない。
・中井侍駅は,駅にたどり着ける道が狭く,落ち葉満載,見通し悪し,なので,要注意。
・大嵐駅は1.5車線の県道を走れば着くが,かなり距離がある上に,
  カーブが続くのでこれまた注意が必要。
・南海高野線の3駅は駅のそばに行く道が,コンクリート舗装で狭くて,
  急坂だったり,半分ダートだったりするので,少し手前で歩いて行く,
  という選択肢を考慮する方がいいかもしれない。
しかし,いずれの駅も,たどり着いた時には,それなりに感慨ひとしおだった。運転技量がある人は,是非挑戦してみて欲しい。私も牛山さんのサイトで勉強して,新たな駅を訪問したいと考えている。

2010年5月30日日曜日

南海高野線と国道371号線

 2010年5月29日に,国道371号線のリベンジと南海高野線の駅に行く,という計画で走りに行った。出発は少し遅めの午前5時。まずは河内長野の国道170号線から国道371号線が分岐している交差点を目指す。前回は河内長野の街中からだったが,今回はバイパスを走る。バイパスは河内長野の市街地を避け,高架も使って南に向かう。少し行くと,旧道と合流する。旧道と合流してすぐに,またバイパスと分かれる。こっちは前回バイパスを走ったので,今回は旧道を走った。やっぱり旧道は狭い感じがした。そのまま橋本に行こうと紀見トンネルを越えたが,ふと,紀見峠を見たいと思い,紀見トンネルを引き返した。紀見峠への道はまあまあ走りやすかった。紀見峠に集落があるからかもしれない。その後は,国道371号線を進んだが,橋本市街でも国道371号線の旧道を走った。旧道は途中1.5車線の所もあった。国道24号線に出てからは,国道370号線で紀ノ川を渡った。国道371号線も以前はこちらのルートで紀ノ川を越えていた。今回はそのまま九度山まで行き高野山を目指したが,国道370号線で紀ノ川を渡ったところの標識には,ちゃんと国道371号線の記述があった。しかし,前回反対側から国道371号線を走ってきた時には国道371号線を示す表示が全然なかった。以前は国道371号線も国道370号線の橋を渡っていたため,そうなっているみたい。

 その後,九度山から高野山を目指したが,途中,気になって南海高野線の紀伊細川駅と紀伊神谷駅,極楽橋駅を訪れてみることにした。紀伊細川駅に行くには,九度山から高野山に登る国道370号線を登っていく。途中の高野下駅や下古沢駅,上古沢駅も気になったが,今回は紀伊細川駅から先を目指した。国道370号線は古沢小学校を越えた辺りから高度を上げ始める。そのまま花坂の交差点まで行くのだが,途中で左折して下に下がる分岐がある。目印としては「八坂神社参道」という看板が立ててある。そこを下がると谷沿いまで下りた後,細川の集落に向かう。紀伊細川駅は,高野山に登る道の途中から左上に分岐している。道はかなり急な上りで,舗装はコンクリート舗装だった。 Uターンできるか不安だったが,あまり考えずに突入してみた。紀伊細川駅はその道を登りきった先にあった。トンネルに挟まれた狭いところに駅があった。駅は有人で自動改札もあったが,切符の自動販売機はなかった。ホームは2線あり,列車の交換ができる駅だった。たまたま橋本行きの電車が来たので,なんとなくラッキーな気になった。 次は紀伊神谷駅を目指した。紀伊細川から紀伊神谷へは,一度元の道に戻り,高野山の方を目指す。途中で神谷は左へという標識があり,その道を登っていく。今回は,高野山,極楽橋駅へ直接行く道は崩落のため通行止めだったので,高野山に登る人も紀伊神谷駅のそばを通って登らないといけなかった。紀伊神谷駅も前後がトンネルに挟まれた駅だった。ホームは島状の2線あり,ここでも列車の交換が可能となっていた。紀伊細川も紀伊神谷もかなりの秘境度だった。しかし紀伊神谷駅も有人で,自動改札機があった。券売機はなかったが…。 紀伊神谷駅から極楽橋駅に向かったが,そのためにはそこからコンクリート舗装の急坂を上る。その先に神谷の集落があるみたいだったが,高野山へは右折して適当に走った。すると,少し舗装がいい道に出た。どうやら,鶯谷を通って神谷の集落に行く道らしかった。そこから右に分岐して極楽橋駅に行く道があった。道には「通行止め」と書いてあった。どうやらこの道が細川の集落から直接登ってくる道のようだった。通行止めでも極楽橋駅までは行けるとのことだったので,行ってみた。極楽橋駅は山の中にあった。まわりには駅以外何もない感じだった。駅としては高野山へのケーブルカーへの乗換駅なので,それなりに大きかったが,極楽橋駅で外に出る人がほとんどいないみたいで,改札はとても狭く,最初は作業用の通路かと思ってしまった。当然のように切符の自動販売機はなかったが,自動改札はあった。さすが関西の私鉄!!駅はホームが4本あり,まあまあ大きな駅だった。ただ,改札の外を見ると,とても秘境駅だった。

 その後,国道371号線のリベンジを果たすべく高野山を目指した。極楽橋駅からは鶯谷を走る林道で山内を目指す。すぐ着くと思ったら意外と遠かった。しかし気づいたら高野山中学のそばにでた。そこからは高野山の山内になる。前回国道371号線の旧道で相ノ浦の集落を抜け,瀬ノ谷林道を登って方峠で高野龍神スカイラインに登ったので,今回は高野龍神スカイラインで方峠まで行き,そこから瀬ノ谷林道を下って国道371号線の旧道に出て,そこから前回の続きで箕峠を目指した。高野龍神スカイラインは快適だったが,かなりの数のバイクが走っていた。無料開放されたバイクの数が増えたような気もするなぁ。方峠からは瀬ノ谷林道を下り,国道371号線で花園中南を目指した。道はまあまあで,途中すごく改良された区間もあったので,あっという間に中南に着いた。中南で,国道371号線は途切れている。以前は箕峠に登る林道が国道371号線に指定されていたが,現在は林道区間は国道指定を解除されているらしい。でも,高野山から中南までは国道371号線のままみたいで,結果国道371号線は尻切れトンボになっている。なんか不思議な国道である。高野龍神スカイラインから下りてきた時に見える標識を見ると,まあまあ新しい感じがするのに堂々と国道371号線の表示があったので,やはりここから北は国道371号線らしい。うーん,なんで尻切れトンボのままなんやろ??

 中南の交差点で少し休憩してから箕峠を目指した。途中,林道井出の谷線の分岐があった。標識にはどちらに行っても高野龍神スカイラインと書いてあり,迷ってしまった。しかし井出の谷線は通行止めの表示があり,通行止めの表示がない方が箕峠への上りだった。箕峠への道は国道指定が解除されているためか,路面が結構傷んでいた。それでも落ち葉や小石があまりなかったので,あっという間に箕峠まで到着した。これでなんとか前回のリベンジができた。箕峠から龍神に行く作戦もあったが,今回は野迫川村を走ってみることにした。平家維盛歴史の里というのも気になったので…。高野龍神スカイラインから林道を下り,野迫川村の中心部の上垣内を目指した。途中から道は県道733号線になる。上垣内近くは改良されていたが,それまでは狭い道を延々と走った。途中で,平家維盛歴史の里に寄ったが,維盛塚以外は何もない感じだった。野迫川村の中心部からは,東に向かう県道734号線走ってみた。この道はあまり交通量がないみたいで,険道というのがふさわしい道だった。落ち葉,小石,水がいっぱいあり,かなり気を遣って走っていった。なんとか走りきって,大塔村宇井に着いた時にはさすがにほっとした。宇井は以前国道168号線が崩落した現場に近く,県道734号線は宇井から辻堂まで迂回路となっていた。せっかくなので宇井で国道168号線にでずに,辻堂まで県道734号線で行った。下から崩落現場を見たかったしね。辻堂から先は普通に国道168号線を走り,道の駅吉野路大塔で休憩した。その先で,天辻峠の旧道を走ってみたかったが,あまりの道の悪さにやめておいた。ネット見ると旧天辻トンネルの北側はダートっぽかったので,行かなくて正解だった。その後,五條市城戸から県道20号線を走り,下市に出て,吉野の平宗本店で柿の葉寿司を食べて帰った。

 今回は国道371号線のリベンジが目的だったが,南海高野線の駅もなかなかの秘境駅で,少し儲かった気分。帰りに国道168号線の迂回路的な県道20号線も確認できたし,意外と収穫の多いツーリングだった。

もっと写真をみたい人はMatsup's Motorcycleを見てください。

2010年5月19日水曜日

紀伊半島十文字斬り

なんかすごいタイトルにしてしまったが,今回は国道371号線を走ったお話です。ひと月前に国道425号線で紀伊半島を横断したので,今回は縦断。あわせて十文字斬りということで…

 2010年5月15日に,念願の国道371号線を走ってみた。午前6時に河内長野を出発して,南の端の串本を目指した。河内長野から橋本までは比較的走りやすい道だった。それでも河内長野から紀見トンネルまでは古い道で,若干車線の幅が狭いが,徐々に改良が進んでいるようだった。紀見トンネルの先は片側2車線の区間があったり,かなり改良されている感じだった。しかし,橋本で紀ノ川を越えて少し東に行った辺りで様相は一変する。そもそも分岐点に国道371号線を示す標識がない。細い道に入り,踏み切りを越えると,やっとおにぎりマークと遭遇する。その先は人家の軒先を進み,やがて山岳区間に入る。そこから先は国道425号線と並び称される紀伊半島の酷道らしくなる。特に県道102号線との分岐を過ぎてからの丹生川沿いの区間はほんとの狭路区間で,大型車は通行が困難だと思われる。バイクなら余裕だったが…。途中上筒賀へ向かう道との分岐を過ぎると道の幅は少しましになった。その先の清川橋には南海りんかんバスが停まっていた。後で知ったが,この清川橋から高野山駅まで定期バスが運行されているようだった。清川橋から橋本に行くよりも高野山に行く方がよほどいいということやね。国道371号線は清川橋から高度を上げて一気に高野山奥の院前に着いた。(その後,2010年11月30日限りで南海りんかんバスの桜峠下 - 清川橋間が廃止となったみたいで,清川橋のバス停はなくなってしまった…)

 高野山奥の院前の駐車場で休憩してから,国道を南下した。この高野山奥の院から先はかつての高野龍神スカイラインが国道371号線に指定されているが,地図によると少し西側で相ノ浦という集落に向かう道も国道371号線に指定されている。そこで今回は高野山西門院そばから相ノ浦に向かう道を走り,途中で高野龍神スカイラインに戻るルートにしてみた。高野龍神スカイラインは全線43kmにわたって二車線(片側一車線)の道だが,相ノ浦に向かう道は嬉しくなるような酷道だった。道は相ノ浦から少し行った辺りで,高野山の大門から来る二車線路とぶつかる。しかし国道371号線はそのまま細い道で国道480号線へとつながっていく。今回はそのまま国道371号線を走り,林道に格下げになった箕峠に上がる道で高野龍神スカイラインに登るはずが,なんと痛恨のルートミスをしてしまった。地図をしっかり見ていなかったからなのだが,一つ手前の瀬ノ谷林道という道で高野龍神スカイラインに上がってしまった。高野龍神スカイラインを走っていて,旧花園村に下りる道がさらに2本あったので,おかしいなぁ,と思っていたのだが,後で地図を見るとやっぱりルートミスをしていた。上がった先は箕峠じゃなくて方峠と書いてあったし…。情けないなぁ。(ちなみに,Wikiなどによると,高野龍神スカイラインが国道指定されたので,こちらの細い区間は371号線の指定からはずれた,とある。どこを見れば指定の情報がわかるのかなぁ?)

 走っている時にはルートミスのことは知らずに,そのまま快適な高野龍神スカイラインを南下し,もっと快適な道を走って龍神村を走り抜けていった。龍神村は,今では田辺市の龍神村らしい。そのため,旧龍神村役場は田辺市龍神行政局となっていた。その旧龍神村役場のある龍神村西という辺りから国道371号線は国道425号線と分かれて第一分断区間に入る。国道425号線と分岐してすぐに,国道371号線は県道735号線と分岐する。この県道735号線は,奈良県の十津川村まで行く県道だが,今回は途中通行止めと書いてあった。国道371号線は,その県道との分岐点にある高橋という橋から東進する。しかし,地図で見ると少し先の朝瀬橋の手前で国道指定がなくなり,しばらく県道735号線を東に行った殿原の辺りから急に改良された橋と道が登場する。さすがに改良区間は走りやすく,おぉ,これはすごい,と思うが,それもほどなく行き止まりとなってしまう。そのまま先には進めないので,一度県道735号線まで引き返し,県道735号線をさらに少し東に行った所にあるトンネルの手前を右折して,谷口と言う集落に向かう道から山に入る。するといきなり国道371号線が眼前に姿を表す。どうやら,新しい道の最後の一区間(橋が必要?)が未完成なので,どっちから行っても尻切れトンボの状態みたいだった。その先,中辺路の国道311号線に合流するまでは,まあまあの区間だったが,龍神サイドがあまりに尻切れトンボなので,現時点では(このご時世なのでこの先もずっと?)無駄な道の代表みたいな道だった。(後で知ったが,どうやらこの不通区間を改良した道でつなぐ予定は頓挫したみたい)

 国道311号線の途中でガソリンを補給して,さらに道端で少し休憩してから,最後で最大の酷道区間に入っていった。国道311号線の滝尻王子近くの滝尻トンネルを過ぎると,国道371号線は311号線から東に分かれていく。国道311号線から分かれた直後は二車線の快適な道っぽいのだが,そこから少し行ったところですぐに一車線になる。一車線区間は中辺路町平瀬まで続き,その先は二車線区間と一車線区間が断続的につながって南下していく。やがて国道371号線は合川ダムのダム湖沿いを走り,三川小学校付近で県道37号線と分岐して,東に向かう。この先はマニア垂涎の酷道区間であり,第二分断区間でもある。三川小学校の先にあるトンネルを抜けると分岐があり,左に行くと百間山渓谷,右に行くと国道371号線と書いてある。どちらを行っても,20kmほど先の木守と言う集落まで行けるが,分岐の先の国道371号線は細い一車線で,中央に苔のラインがくっきりと残り,落ち葉や小石が多数落ちている酷道区間となっている。道路にある標識もなんとなく国道371号線には行って欲しくない,という雰囲気が立ち込めていた。かと行って,百間山渓谷に行く道がいいかと言うと,あまり変わらない道のようだった。今回は国道371号線を行くのが目的なので,どんどん先に進んだ。途中,道の脇の斜面に石垣があり,その上の敷地から杉が育っているところが多数あった。なんでわざわざ石垣で土台を作った上に杉を植えてるのだろう?と不思議だったが,どうやら石垣は以前家があった所みたいで,人家が無くなった後に杉が勝手に生えてきたみたいだった。それだけあの辺りは山深く,多くの人が都会に出てしまったみたいだった。その分,道はどんどん酷道化が進み,路面の痛みも激しかった。そんなこんなでなんとか木守への分岐までたどり着いた。こんな山の中にもまだ人が住んでいるのがすごいなぁ。

 木守への分岐の先は林道木守平井線だった。地図では木守への分岐の先もしばらく国道371号線っぽかったが,走っていると気づいたら国道371号線は終わっていた。この先,国道371号線は山の南側に現れるが,そこまでは山道が国道指定されているようで,車が走れる国道371号線は分断されている。そのため車で山を越えるには,林道木守平井線を越えて山の南側に向かう。林道はまあまあいい感じだったが,峠の南側は石や礫が路面に多く,かなり気を使って走らないといけない区間だった。それでもなんとか走っていくと,やがて国道371号線との合流点に到着した。そのまま南に向かって走り串本に向かっても良かったが,折角なので分断区間の端までさかのぼってみることにした。当然道は荒れ放題という感じだった。しかし北海道大学の演習林もあり,それなりに車の往来はあるようだった。国道371号線は,高尾山の南辺りでダートになって山に向かっていた。しかし,オンロードの大型二輪の私にはダートは専門外なので,今回はダートになった所で引き返した。そのまま串本まで国道371号線は続いているが,2010年5月段階では,平井の南の辺りが工事のために通行止めだった。仕方なく,標識の指示通りに五郎谷から県道229号線に抜け,県道229号線を南下して七川ダムのダム湖にかかる今津橋で国道371号線に復帰した。ここでもそのまま南下してもよかったのだが,折角だから通行止めのぎりぎりまでさかのぼってみた。路面はやはり荒れていた。県道38号線との分岐から3kmほど遡った地点で通行止めだった。仕方ないので,そこで引き返して,一路串本を目指した。途中,天柱岩で記念撮影をして,古座川の一枚岩に向かった。古座川の一枚岩は,昔は人里離れた所にあったのに,今じゃ国道371号線が改良されてすぐ行けるような観光スポットになってしまった。しかし,あまりにしんどかったので,思わず一枚岩の道の駅で休憩してしまった。一枚岩での休憩の後,一気に串本の国道371号線の終点(国道42号線との交差点)まで行った。一枚岩から先は道路が改良されていて余裕だった。今回のツーリングの出発前には,串本で国道42号線までたどり着いたら県道229号線を引き返して,畝畑の集落を訪れたいと考えていた。しかしあまり疲れていたので,新宮から,熊野,紀伊長島,紀勢道,伊勢道経由で帰った。

 国道371号線の終点に着いたのは午後3時過頃だった。かかった時間はなんと9時間ほどだった。なんでこんなに時間かかったのかなぁ?途中,写真を取るのに時間かかりすぎたのかなぁ?1日で500枚も撮ったからなぁ。あるいは休憩をいれたから?分断区間とか通行止め区間の端を見にルートを遡ったりして,それで1時間ぐらいはロスしてるはず。さらに写真を撮影するために1〜2時間ほどかかったと推測できる。また高野山から相ノ浦集落を経由するルートにしたのも時間がかかった理由だろう。あとは休憩をある程度入れたので,それで1時間程度は取られている。そうすると5時間程度あれば走られると思われる。ただし,ほぼ走りっぱなしの場合だけど…。

もっと写真をみたい人はMatsup's Motorcycleを見てください。