2012年4月16日月曜日

シーズン開幕

(もっと写真を見たい人はMatsup's Motorcycle Siteを見てくださいな)

2011年9月3日から4日にかけて紀伊半島を襲った台風12号に伴う豪雨で紀伊半島は大変な被害を受けた。紀伊半島を新宮から五條へ南北に貫く国道168号線,169号線も多くの箇所で寸断され,しばらく不通の区間が残っていた。その後,2011年11月に国道168号線を走ったが,その後どうような状況下を知りたくて,2012年シーズン最初のツーリングとして国道168号線と国道169号線を走ってみた。

今回は4月なので早く明るくなるから早く出発しようと思った。しかし,朝の気温が低くて出発は午前7時頃になってしまった。今回のルートは,五條から新宮に国道168号線を走って新宮に抜け,熊野から国道309号線で下北山村に向かい,そのまま国道169号線を走って,吉野経由で帰る作戦にしてみた。実際には新宮から先は走りながら決めたのだが…。お昼は川上村の国道169号線の迂回路の待ち時間に食べようと思って,ゐざさ寿司でゐざさ寿司と柿の葉寿司がパックになったものを買った。しかし,西谷橋に仮設橋がかかっていたので,昼飯を食べれたのはもっと後になってしまった…。

今回も大和郡山から京奈和道を使って大和高田まで行き,大和高田バイパスで少し西に行ってから,国道24号線にそって御所経由で五條に行こうと思っていた。ところが,大和高田バイパスに入ろうと思ったら,「御所直進」という標識が目に入った。そこで急きょルートを変更してみた。その道は京奈和道の一部で距離は短かったが御所の南までいけた。知らなかった…。やっぱり走ってみないとわからないねぇ。ちなみにネットで調べると,この区間(橿原高田 IC - 御所 IC 間)は,2012年3月25日に開通したばかりだった。京奈和道の南端は国道24号線から少し東に離れていたが,24号線まではすぐだった。国道24号線の御所までの区間を走らなくていいのは楽だった。そのまま五條まではいつもの道だった。

2012年4月14日土曜日

そろそろシーズン開幕か?

今週は目が痒い…。しばらく調子よくて,もう花粉の季節は終わったか?と勝手に思い込んでいたのだが,全然そんなことなくて,今週は激しく目が痒かったりする…。2月から薬を飲んでるから,かなり症状はましやけど,それでのねぇ…。早く花粉の季節終わらないかなぁ??

 そういえば,最近,目が痒い話題かスキーのことしか書いてないなぁ…。でも世の中あまり元気が出る話題もないし…。何か話題はないかなぁ?…。まずはバイクの今シーズンの計画を考えよう。

 今シーズン走ってみたい道は,まずは国道168号線,169号線,425号線と紀伊半島を縦横に走る国道。去年(2011年)9月の台風12号の時の災害で寸断されたり,迂回路で仮復旧した道ばかり。国道168号線は早くに仮復旧できたが,国道169号線と425号線は未だに通行止めの区間が残っている。さっき三重,奈良,和歌山の道路情報をネットで調べたが,やはり国道169号線と国道425号線は未だに通行止め区間が残っているみたい。いつなったら走れるようになるのかなぁ??

 他には,ゴールデンウィークに磐梯山の麓のスカイライン(だっけ?)を走ってみたい。でも,磐梯山付近はゴールデンウィークの頃ってまだ寒くないかなぁ?南アルプス付近はゴールデンウィークならなんとかしのげたけど,さすがに福島まで行くと寒そうやなぁ。ここからやと距離も遠いしなぁ…。

 ま,基本は紀伊半島を走るけど,2回ぐらい泊まりで走りに行きたい…。磐梯山がだめなら信州か四国か九州にでも行こう,おー!

2012年4月12日木曜日

なんでたばこふかしてる映像を使うかなぁ?

この間,ドキュメンタリー風の番組を見た。内容は,歴史に残る名曲を紹介するもので,私が見たのは Hey Jude だった。Hey Jude はポール・マッカトニーが,ジョン・レノンの子供のジュリアンに送ったらしい曲。当時,ジョン・レノンがジュリアンのお母さんと離婚して傷心だったジュリアンを元気づけるだめに作ったらしい。ただ,発売された頃は Jude がジュリアンではなくて,キリストと誤解されて,宗教を冒涜してるとか言われてた気がする。その歌がチェコ・スロバキア(現在はチェコとスロバキアに分かれている)の共産党支配からの開放の際に国民を勇気づける歌となった,というものだった。1968年のプラハの春の時のソ連による弾圧に抗議して,当時のチェコ・スロバキアのアイドル的な歌手,マルタ・クビショヴァーが発売間もない Hey Jude のチェコ語カバーをレコーディングしたというもので,それは当時の共産党支配下ではご法度行為だった。そのためマルタ・クビショヴァーは歌手活動から追放され,さらにろくに仕事をさせてもらえないという当時のチェコ共産党の非人道的な扱いを受けたらしい。その後,1989年のビロード革命の際にみながマルタ・クビショヴァーの Hey Jude を精神的な拠り所として歌い,励ましあったというものだった。そのため,チェコでは Hey Jude は自由のための歌という感じになっているらしい。

 その番組の内容はとても心に染み渡るものなのだが,番組自体の出来はとてもいまいちに感じた。なぜかって,Hey Jude が如何にしてチェコ国民の反骨の歌になったかを淡々とドキュメンタリータッチで描いていた時はいいのだが,途中で,日本人(ちょっと微妙だが)のおっさん二人がラジオっぽいスタジオで,Hey Jude とビロード革命,マルタ・クビショヴァーについて語っている場面が多くでてきた。それが最悪で,番組の質をすごく下げていた。他のドキュメンタリータッチの部分のできもちょっといまいちっぽい感じだったが,おっさん二人のトークはいまいちどころか,番組のレベルを中から下の下に下げるぐらいひどかった。話してる内容も当時のチェコの人々やマルタ・クビショヴァーの心境,彼女のその後境遇とその苦労など全然知らないおっさんらが「偉そうに」語っていたのでとてもむかついた。おまけに,タバコプカプカふかしながら雑談してるとか思えない映像にさらにむかついた。マルタ・クビショヴァー自身や当時の夫のインタビューは貴重だと思うが,あのおっさん二人のトークはなんで必要やったのか全然わからへん。あのテレビ局もレベル下がったなぁ,と実感させられたドキュメンタリーでした。ちなみに,その番組は2000年頃に制作されたもので,今回はその再放送だったみたい。