2015年5月11日月曜日

楯ヶ崎に行ってみた

 GW の最後の日に楯ヶ崎に行ってみた。 ルートは R169 を南下し,熊野市の大泊から新鹿まで熊野尾鷲道路を走り,そこから R311 を走って楯ヶ崎に行った。 楯ヶ崎は駐車場から歩いて40分ほどかかるが,ずっと木陰だったので意外と楽だった。 楯ヶ崎では千畳敷に行き,そこから岩場を歩いて楯ヶ崎展望台まで行った。初めて行ったが,大自然を感じることができた。 その後,賀田から熊野尾鷲道路を走り,尾鷲のお魚いちばおととでマグロ丼を食べてから帰った。

 実は,その帰りに,今回もバイクがトラブった。 何が起こったかというと,いつもツーリングの最後に近くのガソリンスタンドで,ガソリンを満タンしておくことにしている。 今回もいつものようにガソリンを満タンにすべくガソリンスタンドに寄った。その際,硫黄の臭い(ほんとは硫化水素の臭い)がしてきた。 その辺りに硫黄の臭いのする温泉なんてないはずやのになぁ…,と思っていたが,とりあえずはあまり深く考えずにガソリンを補給した。 そして,「さぁ,帰ろう」と思ってエンジンをかけようとするのだが,バイクがうんともすんとも言わなかった。 間違えてキル・スイッチでエンジン切ってしまったのかなぁ?と思って確認したが,問題なし。

2015年5月5日火曜日

久々の国道425号線

 久しぶりに紀伊半島を縦断する国道425号線(R425)を完走した。

国道425号線は三重県尾鷲市から和歌山県御坊市に至る国道である。 かなりの区間が林道として作られた1車線路(片側1車線ではなく,全部で1車線)の山岳コースであり, 世の中では国道418号線,国道439号線と合わせて日本三大酷道と称されることもある有名な国道である。

 私の頭のなかではR425は,
1. 第一酷道区間:尾鷲~池原ダム
2. 第一連絡区間:池原ダム~下北山村役場付近
3. 第二酷道区間:下北山村役場付近~十津川村滝
4. 第二連絡区間:十津川村滝~十津川温泉
5. 第三酷道区間:十津川温泉~龍神温泉
6. 第三連絡区間:龍神温泉~R424との分岐
7. 第四旧酷道区間:R424との分岐~御坊
と分類している。

 そのR425は紀伊半島で大雨があるとすぐにどこかでがけ崩れが発生するためにしょっちゅう通行止めになる。 その復旧のためにしばらく通行止めになることが多いが,どっかが復旧する前に他でまたがけ崩れが発生するというパターンも多い。 さらに冬期は山岳区間が通行止めになる。 そのため,全線にわたって通行可能という期間が言うほどない,という国道である。 特に,2011年9月の紀伊半島の大水害の時にがけ崩れが多発した。 その中でも三重県内で発生したがけ崩れの復旧に時間がかかったため, 三重県尾鷲から奈良県下北山村の間(特に三重県内の区間)で,2015年4月24日まで通行止めが続いていた。 復旧に時間がかかった理由は,がけ崩れが発生した場所が山の中だった,というのもあるが, 崖が大きく崩れたために崩れた斜面をコンクリートで固め,かつ,崩れた箇所の国道にロックシェッドを作っていたためである。 他にも2011年9月には十津川村から田辺市龍神(旧龍神村)へ抜ける区間でも路盤ごと崩れた箇所があり, その復旧にも数年を要していた。