2009年5月28日木曜日

もう終わりか?

 先週ぐらいは新型インフルエンザで大騒ぎしていたような気がするが、今週はかなり下火になった感じがする。あれはそのうち全人類にまで広がるものやろうから、ワクチン接種ができるようになればかなり問題は沈静化するかなぁ?少なくとも国内の患者の増加割合は減ってるよなぁ。ある程度は休校措置なんかが功を奏したのかねぇ?そういえば中米北米ではある程度死者が出ているけど、同じインフルエンザ・ウィルスなのかな?ニューヨークとかって患者数が日本の一桁上をいっていたように思うけど、それは対策の違いからきてるのだろうか?患者数が増えるということは悪性化する確率も上がるから、あまりいいことじゃないよねぇ?(そんなに高割合で悪性化するのかどうか知らないけど)そのうち悪性の鳥インフルエンザもパンデミックになるのかなぁ?悪性のやつやとシャレにならないよなぁ。

2009年5月22日金曜日

ついに来たか

世の中新型の豚インフルエンザで大騒ぎとなっている気配。家の近くは余裕と思っていたが、滋賀まで到達との話になっているし、さっきメールでいよいよ家の近くにも迫っているとの情報が....。うーん、マスクは買ったが、出勤停止なんてことになるのかなぁ?大阪や神戸では結構出勤停止のところもあるみたいやし。まだ日本では1週間何もするな、という対応が主流みたいやから、巣ごもりしないといけないのだろうか???

2009年5月17日日曜日

奥千丈,維盛,川津今西と筏

 ちょっと前のことだけど,せっかくなのでblogに載せておこう。

この間中国四国地方をいっぱい走ってきた所だが,GWの後半天気が悪かったので紀伊半島に行っていなかった。そこで紀伊半島を走りたくて天気のいい5/9に走りに行ってみた。

 当初の目的地は高野龍神スカイラインを走って龍神村,そこから上湯,入之波温泉に入ろうと思っていた。そこで大和郡山から大和高田,五条と走って和歌山県の橋本まで行った。高野龍神スカイラインに行くには高野山に登らないといけないが,国道371号線で上がろうと思っていた。しかし通行止めだったので,仕方なく九度山から上がるいつものルートにした。高野山の奥の院で休憩してから高野龍神スカイラインを走った。護摩壇山からそのまま龍神村に行こうかとも思ったが,地図を見ると魅力的な林道が近くにあるようだった。その名前は林道奥千丈線というもの。護摩壇山の駐車場から少し戻った所から東に伸びる林道で,そのまま県道733号線につながるもの。 2008年版のツーリングマップルには入口からちょっとだけダートと書いてあるが,入口をチラッと見た感じ舗装されているようだった。そこで予定を大幅に変えて,林道奥千丈線で168号線の谷に向かうことにした。

 林道奥千丈線は意外といい舗装だった。比較的最近舗装されたような感じだった。最初は尾根に近い辺りをずっと走っていく感じだった。途中から徐々に高度を下げ、一度谷に下りてから、またちょっと登ってそのまま県道につながる、という感じだった。特に上の方は横の壁は山を削ったそのまま、という感じのところが多く、岩や礫が結構落ちていた。また、谷に下りてから後はちょっと古い道みたいで、路面や横のコンクリートが苔むしたりしていた。しかし天気のいい日の午前中に山を走るのは気持ちいい。途中でふと県道733号線を示す六角形の標識が見えたので、写真を撮ろうと止まってみた。するとちょうどそこが林道奥千丈線の起点だったので、いろいろ写真を撮っておいた。

 そこからちょっと走ると平維盛の墓という記述のあるところにきた。そこは五百瀬という集落で、維盛の墓の説明書きはトンネルを抜けた所にあった。説明書きには維盛の墓はそばの祠と言い伝えられているとのことだった。でもそばには祠が見えない。そこで近くに居たおばちゃんに場所を聞いてみた。おばちゃんはとてもひとなつっこくて、いっぱい話をしてくれた。十津川も過疎が激しく、日本一大きい「村」なのに2000戸しかないとか、保育士の人が車で行けない場所に最近家を建てたとか、世界遺産になったので外人が小辺路(高野山から本宮までの山道)を歩いてきた、などなど。それにしても外人の方が日本文化を理解しようとしている、ってちょっと考えないといけないねぇ。で、問題の祠は標識の後ろの畑の上の方にあった。また、その下の家がおばちゃんの家で、県指定の有形文化財、辻家住宅ということだった。またすぐ近くに五百瀬(いもせ)小学校があった。しかし聞いてみると小学校は3年前に廃校になったとのことだった。過疎で子供が居なくなったのが廃校の理由だった。折角なので学校の方も見てみた。校舎は教室が少なく、講堂も小さい感じがした。しかし、講堂の中には小学校として機能していた頃の写真が貼ってあった。それを見てると、なんかとっても悲しくなってしまった。

 五百瀬を出て県道733号線を走って国道168号線方向を目指した。でも168号線には出ずに、その手前で林道川津今西線を走ってみようと思った。林道川津今西線は確かに道幅も広く、舗装もきれいだった。比較的最近舗装された感じだった。林道はどんどん高度をあげていき、やがて最高点を迎えた。最高点からはぐんぐん高度を下げていき、やがて人家のある今西に着いた。そこまではかなり以前から道があったらしく、急に道が悪くなった。轍の間に苔が生えていたり、道が落ち葉だらけだったりした。そんなところにもバス停があり、バスがくるようだった。

 ちょっと行くと道は国道425号線にあたった。国道425号線も林道とあまり変わらない道幅の道だった。そのまま425号線を走って、国道168号線にでた。そこから十津川の集落に行って温泉に入ってもよかったのだが、国道169号線の改良がどの程度進んでいるかを見たくて、国道169号線を走ることにした。途中、二津野ダムを越えた辺りで十二滝をみた。その十二滝の先から168号線は改良された高規格道路になっている。交通量の割に道がよすぎる感じがした。確か五條新宮道路って言うんだっけ??あれは無駄な気がするなぁ。昔の改良レベルでも十分いい道だと思うが、ほんとに今の高規格道路が必要なのかとても疑問に思った。

本宮を過ぎてから、ちょっと行くと169号線への分岐の橋がある。そこからしばらくはいい道だった。途中、とても狭くて乗用車でも離合が難しい区間があったが、そこはトンネルで迂回する形になっていた。その後、国道311号線との分岐辺りから瀞の郷付近までは狭いままだった。瀞の郷付近から登った所からこれまたすごいトンネルが掘ってあった。そこを使うとあっという間に田戸まで行けた。こんなに簡単に行けていいんだろうか?そこからちょっと走ると北山村の道の駅・おくとろだが、その前に雷の滝というのがあった。そこでも写真を撮ってから道の駅おくとろで休憩した。

 道の駅で休憩していると、観光筏に空席があるとのことだった。大人一人6000円かかるので、どうしようかと思ったが、折角なので乗ってみる事にした。午前1便、午後1便しかないが、午後の便の受付時間12:40ぎりぎりに申し込んだ。筏は一艘当たり20人が最大定員らしいが、客は5人しかいなかった。筏に乗る時には下半身は結構濡れるので、サンダルと半ズボンが必要との事だった。サンダルは念のために持っていたので、それを使った。半ズボンは持っていっていなかったが、登山用のタイツをズボンの下に履いていたのでそれで行く事にした。かなり濡れるかも、ということだったので、念のためデジカメは置いていった。筏は道の駅のところからバスでオトノリというところまで連れていってもらい、そこから筏に乗る。筏には手すりと椅子があり、瀬のところ(急流)では立ち上がって手すりを持ち、ゆったり流れているところでは座る、という感じだった。筏に乗るとすぐに急なところがあった。そこはオトノリと言う瀬だった。昔は危険なので嫡男ではなく弟を乗せる、というのが名前の由来だそうだ。オトノリの後はしばらくゆったりした流れの区間だった。そこでは流れがないので、カイ、木の棒、ロープを使って一生懸命筏師の人たちが筏を動かしていた。筏は7つのパートからできていて、それに対して4人の筏師が乗っていた。その後、一度瀬があり、またゆったりした流れがあった。その次には何とかの滝と言う部分があり、筏師の人たちも結構緊張していた。そこもオトノリと同じぐらい激しかった。その後、ゆったりした部分と瀬の部分を何度か繰り返して、1時間10分ほどで小松に着いた。小松まではバスが迎えに来てくれるので、バスで道の駅まで戻る。ちなみに筏は小松で木材運搬用のリフトでつり上げて、トラックに乗せてオトノリまで持っていくらしい。それにしてもふとした事から20年来の念願がかなってよかった。筏は思ったよりも楽しかった。

 筏に乗るとしめて2時間ほどかかる。ということで予定が大幅に狂ってしまったので、温泉は諦めて帰る事にした。昼飯は道の駅で食べたモナカアイスぐらいだったので、上北山にあるゐざさ寿司本店で食べることにした。ゐざさ寿司本店でゐざさ寿司2個と柿の葉寿司2個とさくら寿司を2個食べた。おなかが空いていたのもあるが、とてもおいしかったので、帰り道に吉野の平宗本店に寄って柿の葉寿司を買ってしまった。今回は予定とかなり違ってしまったが、走った事のない林道も走れたし、観光筏にも乗れたので楽しいツーリングになった。

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2009年5月13日水曜日

雨上がり....

 雨上がりの夜空にをいっぱい聞いた。最近あまり聞いていなかったが,さすがに聞きたくなった。テレビで昔のRCサクセションの映像を見たが,デビュー間もない頃は,なんとおかっぱ頭だった。きっとその後であの派手な衣装や化粧をして,その後で売れたんやろなぁ。本人が「化粧とかやらないと手抜きって言われるから今でもやってる。ほんとは面倒に思う時もある」って言ってた。そういえば,昔,知り合いでバンドをやっていてRCが好きだった男がいた。ライブ版のオーケーちゃぼ~,ってところよく真似してたなぁ。最近どうしてるのかなぁ?

2009年5月6日水曜日

滝と高速道路の旅(その2)滑床

 2日目は一気に走って帰りたかったので,早めに出発した。福山からしまなみ海道を走って今治に渡った。しまなみ海道は基本的に対面通行なので,言うほどペースが上がらなかった。1日目ほどではなかったが,それでもやっぱりちょっと寒かった。しまなみ海道は尾道から向島,因島,生口島,大三島,伯方島,大島と渡って,愛媛県の今治に行くが,最初の橋はあまり大きく見えなかった。さすがに来島海峡の橋は大きかったねぇ。途中,生口島の瀬戸田PAで眺めがよさそうだったので,休憩して写真を撮った。

 念のために今治でガソリンをいれ,松山道を使って滑床渓谷を目指した。滑床渓谷は宇和島の南東の辺り。松山道で西予宇和インターまで行ってもよかったが,地図でみると大洲から国道197号線,国道320号線を使う方がよさげだったので,大洲インターまで松山道を使った。松山道は松山インターまでは4車線だが,その先は対面通行だった。交通量は多くなかったので言うほどストレスにはならなかった。大洲からは国道197号線を使った。この道は大洲から梼原を通って須崎まで行くが,川沿いを行くのでアップダウンは少ない。交通量の割りにいい道なので,とても走りやすい印象だった。国道320号線から,県道280号線を通って松野町に出て,県道8号線,県道270号線を走って滑床渓谷に着いた。滑床渓谷の入口には森の国ホテルがあり,森の国ホテルへの標識がいい目標になった。

 滑床渓谷の駐車場から雪輪の滝までは歩いて40分とのことだった。滑床渓谷は大きな岩の上を水が流れ,岩が丸っこく削られていて,いい感じだった。雪輪の滝は大きな岩の面をちょろちょろと水が流れているもので,水量こそ少ないが,趣のある滝だった。雪輪の滝を見るには遊歩道からも見えるが,ちょっと上に上がると展望台があった。そこから見ると少し見やすかった。ところが,よく見ると雪輪の滝の上にも滝っぽい感じのものが見える。あの上に行けないかなぁ?と思って,他の観光客の人に滑床渓谷のことを聞いてみた。すると,雪輪の滝の上に行けるかどうかは知らないが,もっと上流に千畳敷というのがあるらしい。千畳敷の写真がよく滑床渓谷の写真としてポスターなどに使われているらしい。雪輪の滝から千畳敷までは片道30分ということだった。帰りの時間を考えるとちょっと辛いかなぁ?と思ったが,聞いたからには千畳敷まで行かないわけにはいかないよなぁ。ということで,千畳敷を目指した。道は川の右岸(下流から見て左側)にあった。雪輪の滝から先は行く人が少ないのか,道はちょっと荒れかけていた。でもとても気持ちよかった。千畳敷は思ったほど広くはなかった。どうしても白浜の千畳敷を思い浮かべてしまうからかもしれない。
 千畳敷からの帰り道,雪輪の滝の上に挑戦してみた。道には大クラ滝(クラは山かんむりに品という字)への道で,悪路と書いてあった。そこをちょっと登ると雪輪の滝への行けそうだったので,行ってみた。雪輪の滝の傾斜は意外と緩かった。雪輪の滝の上にもまだ斜面が続いていた。他に誰も来てなかったので,ちょっと楽しかった。雪輪の滝からは小走りで駐車場に戻った。歩き始めたのが午前9時半で,駐車場に戻ったら11時前だった。千畳敷まで片道1時間10分のところを往復1時間半だったので,私の脚力は一応「健脚」と言ってもいいでしょう。

 滑床渓谷を11時過ぎに出発したら後は帰るだけだった。ルートはできるだけ早く帰りたいと思ったので,国道320号線から国道197号線,内子五十崎インターから松山道,高松道,神戸淡路鳴門道としてみた。須崎に出て高知道という手もあったが,ずっと対面通行みたいだったのでやめておいた。対面通行が少ない方がいいという判断だった。しかし走ってみると高松道も高松から鳴門までは対面通行だった。対面通行はペースが上がらないから,いまいちやなぁ。それでも神戸淡路鳴門道はかなりハイペースなので,結構早く帰ることができた。帰り道,国道197号線と高松道の津田の松原SAでガソリンを入れた。神戸までは神戸淡路鳴門道を使う予定でいたが,その後は決めていなかった。宝塚西トンネルで渋滞していたら,別ルートを取ろうと思っていた。今回も事故渋滞という掲示が出ていたが,あまり長くなかったのでそのまま中国道を行ってみた。ある程度渋滞していたが,言うほどしんどくなく通過できたのでよかった。最終的に午後6時ごろ帰り着いた。
 今回の走行距離は1644 kmだった。高速を使ったからだけど,1日平均800kmは長かったねぇ。でも懲りずに次の日もその次の日も150kmずつぐらい走ってしまった。

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滝と高速道路の旅(その1)龍竜常五竜

 Golden Weekなので走りに行きたいと思っていた。そこで5/1に休んで5/1, 5/2で走りに行くことにした。行き先はETCを使って安くいけそうな中国・四国の滝を見るにしてみた。目的地は,(1) 国道314号線のおろちループ,(2) 龍頭の滝と竜頭八重滝, (3) 常清滝,(4) 寂地峡・五竜の滝,(5) 滑床渓谷と雪輪の滝,としてみた。

 出発は午前3時前。まずは中国道で東城インターまで行き,国道314号線のおろちループを目指した。あまり寒くないかな?と思っていたけど,結構寒かった。一番寒いところは5℃だった。
 それにしてもなんで中国道は全線で80km/h規制なのかなぁ?山の中ならわからないでもないけど,カーブの緩い所もあるし,ほぼまっすぐのところも多い。やたらと速度を制限するのは間違ってると思うなぁ。さすがに北房インターから新見インターまではカーブがきついので,ある程度の制限は必要だと思うけど。それと中国道を走って思ったのが,車の少なさ。平日の早朝だったからかもしれないが,それにしても車が少なかった。山陽道ができて,みんな山陽道に流れてしまったのかなぁ?ま,走りやすかったので,走る分にはよかったけど。でも,あまりにも交通量が少ないせいか,路面の補修があまりされてないようだった。名神ならとっくに補修されてそうな感じの路面がいっぱい残っていた。

 東城インターで中国道を下りて,国道314号線でおろちループを目指した。南から行くと,おろちループの前に三井野大橋を渡る。橋の終わりに道の駅・奥出雲おろちループがある。おろちループは高度さをかせぐためにループ橋を使っているのだが,全国的にも珍しい2重ループとなっている。道の駅で休憩して,トイレにもいって,朝飯のおにぎりも食べた。その後,記念撮影などしてから出発した。
 道の駅の次にJRの出雲坂根駅に寄ってみた。出雲坂根駅はスイッチバックのある駅らしい。駅舎はもう無人。時刻表を見るとなんと一日に4往復しかない。それも1往復は休みの日の臨時列車なので,それを除くと1日3往復しかない。うーん,すごいところだねぇ。駅には天真名井という名水が湧いていた。味はというと,普通の水という感じだった。私の感性がいまいちなのか??

 出雲坂根駅の後,龍頭が滝を目指した。龍頭が滝へは国道54号線から県道39号線をちょっと走って,横道に入ってしばらくいくとある。普通の民家のところにバイクを置いて,歩いて5分ほどで見れる。バイクを置いて歩き出すといきなり「ツキノワグマの生息地につき注意」の看板。単独行動は避けろ,と書いてあったが,残念ながら今回も一人。仕方ないので熊除けの鈴を鳴らしながら歩いていった。滝は中国地方随一の滝,というだけあって,まあまあの感じだった。雰囲気は岐阜県白鳥町の阿弥陀ヶ滝と似ていた。ここの滝は裏見の滝としても有名らしい。確かに裏に回ってみることができた。

 龍頭が滝の次は竜頭八重滝を見に行った。龍頭が滝と竜頭八重滝を一まとめとして日本の滝百選に選ばれている。竜頭八重滝は国道54号線からちょっと入ったところにあるが,国道54号線からの入口はいきなり登場した。危なく行き過ぎるところだった。竜頭八重滝は複数の滝の集合体だった。駐車場から先は遊歩道に沿って歩く。しかし遊歩道の入口に通行止めの看板があった。どうやら流木があるらしい。でも折角なので「自己責任」で歩いてみた。ここにもツキノワグマ注意の看板があったけど,これも熊除けの鈴で対処した。滝は遊歩道に沿って,滝尻滝,紅葉滝,河鹿滝,姥滝,姫滝,八塩滝とあった。他に猿飛滝,八汐滝とあるみたいだったが,行かなかった。猿飛滝は国道54号線からわき道に入ったところにあった滝だったが,コンクリートの堰堤みたいなのがそばにあって,いまいちっぽかったしね。八塩滝はまあまあだった。熊にも遭わずによかったよかった。

 竜頭八重滝の次は広島県三次市にある常清滝。こちらは国道54号線から県道62号線に入って国道375号線に出るちょっと前にあった。役場の裏に駐車場があり,そこから歩く。駐車場から歩いて5分ほど。この滝は数段になっているが,トータルの高さはかなり高かった。滝つぼから一番上はちゃんと見えなかった。滝つぼから斜め後ろ向きに道があって,展望台が作ってあったので,そっちに行ってみた。すると上まで見ることができた。しかし樹があって滝全体をちゃんと見ることはできなかったが。仕方ないので部分的に写真を撮ったりしておいた。

 常清滝の次は山口県の寂地峡にある五竜の滝を目指した。国道375号線から県道7号線を西に走り,邑南広域農道と県道6号線を走って道の駅・瑞穂辺りで国道261号線に出た。当初はそこから県道79号線,県道40号線,国道186号線と走っていく計画にしていたが, 1時間ほど予定より遅れていたので,大朝インターから浜田道,中国道と走って,中国道・吉和インターまで高速を使ってしまった。吉和インターから国道186号線を少し西に走り,国道434号線で峠を越えると寂地峡に着いた。寂地峡は寂地川沿いの渓谷で,寂地山への登山の出発点にもなっている。五竜の滝は駐車場から5分ほど歩くと最初の滝がある。下から順に,竜尾の滝,登竜の滝,白竜の滝,竜門の滝,竜頭の滝となっている。遊歩道に沿って登っていく感じだった。結構斜面が急だった。渓谷には大きな岩がゴロゴロしていて,そこを縫うように水の流れがあった。竜尾の滝以外は遊歩道の1箇所からしか見れず,複数の角度から見ることはできなかった。

 寂地峡で1日目の予定は終わり。 2日目はしまなみ海道を通って四国に行こうと思っていたので,福山に泊まることにした。寂地峡から福山までは山陽道で行くことにした。山陽道に出るには,国道186号線に戻り,南下して,県道30号線を使った。山陽道には廿日市から乗った。廿日市インターから山陽道に入ってすぐに宮島SAがあったので,休憩しておいた。休憩後は山陽道を走って一気に福山まで行った。福山の宿に着いたのは夕方の6時ごろだった。さっさとシャワーを浴びて,晩御飯を食べに行った。安い宿を選んだので,近くにいいめし屋がなかった。仕方ないので,ショッピングモールにあるとんかつ屋でチーズ入りとんかつと生ビールの晩飯にした。帰りに日焼止めやビール,朝飯用のパンなどを買って宿に帰った。日焼止めはシャワーの時に顔がパリパリした感じだったので買っておいた。明日は日焼止めを使おう。

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