2008年5月29日木曜日

雪解け

仕事を休んで信州にある日本の滝百選の滝をいくつか見てきた。

まずは立山にある称名滝。ここは落差日本一の滝。北陸道で富山まで行き,そこから下道で立山へ。称名滝の駐車場までは一般車両も通行できた。りっぱな駐車場があったが,そこから滝までが遠かった。延々と歩いた感じがした。まぁ,歩くだけのことはあったが。最初に見えた滝が称名滝かと思ったら違っていた。地図によるとネハンの滝みたい。もっと近づくと称名滝が見えてきた。さすがに北アルプスから流れてくるだけあって,迫力があった。特にこの時期は雪解けでものすごい水量だった。日本の山も捨てたものじゃない。歩いていくと,最後に橋を渡って展望台に行く。そこからだと滝を正面から見ることができる。あまりにすごい水量で,展望台に居るだけで水しぶきで服がびしょびしょになってしまった。写真を撮る時にもレンズが濡れるのでまともに写るのかどうか不安なぐらいだった。

その後,北陸道で妙高に向かった。立山インターから上信越道の妙高高原インターへ。妙高ではまず苗名滝へ。ここも雪解けですごい水量だった。やっぱり高い山はいっぱい水を含んでいる。少しの段差を流れ落ちているだけで地響きがしてた。滝へは駐車場から吊り橋と木の階段を上がっていく。その後は普通の山道を行けば見えてくる。ほんとにものすごい水量だった。滝壺のそばまで行けるが,あまりの水しぶきですぐにびしょ濡れになった。写真を撮るのも大変だった。カメラが濡れて壊れないか心配になった。写真としてはちょっと戻った場所から撮ったやつがいい感じだった。帰りに駐車場の横の喫茶店でソフトクリームを食べた。トッピングは自由だったので,チョコとキャラメルをかけてみた。

 次は惣滝へ。苗名滝は妙高杉の原スキー場の奥だが,惣滝は燕温泉から歩いていく。苗名滝から,池の平,赤倉温泉と通って燕温泉を目指した。ところが,赤倉から燕に直接行く道はまだ冬季ということで通れなかった。仕方ないので引き返して関温泉から燕温泉を目指した。燕温泉はかなり山奥にあり,すごくひなびた感じだった。みやげ物屋のおじさんが,がけ崩れで滝のそばには行けない,と言うので,まずは急斜面を登って展望台へ。惣滝が向こうに見えた。でも滝の下の方が見えない。眼下には滝に行く遊歩道が見えた。確かに崩れているが,崩れた斜面は登れそうに見えた。そこで下に降りて,遊歩道に挑戦した。吊り橋の先で斜面が崩れていた。同じ高さを進んでも反対側に遊歩道はない。どうやら崩れた斜面のところで遊歩道は上に登っていたみたい。仕方ないので,崩れた斜面を登ってみた。すると右上の方に遊歩道が残っていた。そこからかなりやばい道を歩いて,滝の近くまで行った。しかし,最後に雪の塊に阻まれて,滝のそばにはいけなかった。

 その後,池の平スキー場の下にあるランドマークという施設で温泉に入った。天然温泉じゃないが気持ちよかった。晩飯をどうしようと思ったが,急に幻豚(中ヨーク種)のトンカツを食べたくなった。場所は飯田。中央道の恵那山トンネルの東側。次の日に白鳥と福井の滝を見るには近づいておくのは時間の節約にもなるし,通勤割引を使えば高速代の節約にもなる。そこで,上信越道,長野道,中央道経由で飯田へ。飯田に着くとおぼろげな記憶を頼りにトンカツ屋へ。 120gのカツ定食を頼んで食べた。おいしかった。その後,宿泊場所を探した。インターの近くにルートインがあったので,そこに素泊まりすることにした。とりあえず汗だらけになったTシャツとかをさっと洗って,ビール飲んで寝た。さっさと寝て,朝6時頃に起きた。

次の日は7時前に出発して,白鳥町の阿弥陀ヶ滝と福井の龍双ヶ滝に向かった。飯田から中央道で中津川まで行き,コンビニで朝飯を食べて,国道257号線で下呂方面へ。下呂手前で国道41号線にぶつかったところから41号線を南下。途中から国道256号線に入って郡上八幡へと向かった。それまでの道はみな快調だったが,256号線の郡上八幡近くはきつかった。二車線(片側一車線)だったが,下りはきついし,カーブもきついし結構辛かった。郡上八幡からは国道156号線を北上して白鳥町へ。途中道の駅で休憩し,さらに156号線を北上すると阿弥陀ヶ滝への分岐点が現れる。そこから県道314号線に入る。阿弥陀ヶ滝はウィングヒルズ白鳥リゾートというスキー場に行く道から少し脇に入った所にある。県道314号線からはちょっと細い道を走ってすぐに阿弥陀ヶ滝がある。まあまあ高さがあって,東海一の瀑布と言うだけのことはあった。

そこからウィングヒルズ白鳥リゾートのそばを通って九頭竜に向かった。ここが思った以上に細かった。道を間違えたかと思ったぐらい。それでもなんとか頑張って国道158号線に出た。そこからはいい道で越前大野へ。大野でガソリン入れて,龍双ヶ滝へ。龍双ヶ滝は水量は少ないが,きれいな感じの滝だった。後は,鯖江インターから北陸道で帰った。敦賀インターからは下道で。かなり暑くなってきてしんどかった。帰り道にそばを食べようと思ったら, 14:30までの営業時間を10分すぎていて食べれなかった。お湯をおとしてしまったから,だめって言われちゃった。残念。

2008年5月25日日曜日

マイナスイオンたっぷり?

滋賀県にある日本の滝百選の一つ,八ヶ淵の滝に行ってみた。
地図を見るとあまり大した感じではなかったので,気楽な感じで行ってみた。今回は近場だし,バイクで行くのも面倒だったので,車でお気楽モード。途中峠を越えて,161号線のバイパスへ。その手前にある「ふくろうの杜」というお店で手打ち蕎麦を食べた。二八蕎麦らしいがこれがなかなかよかった。店に入ると,「今打ったところです」と言われた。初夏という感じで窓全開。心地よい風が入ってきてとても気持ちよかった。そばはざる蕎麦が一番お勧めだったので,ざるにした。普通盛りはすぐになくなりそうだったので大盛りをお願いした。これが結構いけた。塩だけでもいけますよ,とのことだったので最初は塩だけにしてみた。意外といけた。その後つゆも使ったが,このつゆもいい感じだった。いやぁ,幸先いいですねぇ。

 その後,161号線のバイパスを北上。高島町に入ったあたりで左折。県道を走ってガリバー旅行村を目指す。八ヶ淵の滝へはガリバー旅行村から徒歩になる。最初は車も入れる道だったが,途中から本格的な山道になった。山道になるところに八ヶ淵の滝の地図があった。とりあえずは魚止の淵(魚止の滝)を目指そう。ちょっと山を登ると,魚止の淵の標識があった。そこから登山道をはずれて沢に下る。沢にでると滝っぽいものがあるではないか?これが魚止の滝?と思ったが,どうも違うっぽい。よくみると対岸に標識が。どうやら対岸に行かないといけないみたい。乾いた岩があったので,ほとんど濡れずに対岸にたどり着けた。さすがに濡れた岩はぬるぬるしていて,とても危険なので渡河は避けたくなる。対岸をちょっと行くと,魚止の滝の標識。やはりさっきのは名無しの滝のようだ。とりあえずはほっとして,写真撮って次へ。でもここからが大変だった。鎖があったりして,まあまあのアップダウン。お気楽モードで来た身にはちょっとしんどい。それでもあまり苦労せずに障子ヶ淵へ。よかったよかったと思って写真撮ってから道を探すと,どうやら対岸に道らしき形跡。はしごや鎖が見える。でもどうやって川を渡る?さすがに一人だし,装備はないし,濡れた岩を越えないといけないっぽいから滑りそうで危険,と判断して,一度引き返して,別ルートで大摺鉢を目指す。

 大摺鉢までは普通の登山道。お気楽モード全開。ただ普段運動不足の体にはちょっとしんどかった。それでも無事に到着。大摺鉢は意外としょぼい感じ。すり鉢が言うほど迫力なかった。でも一応記念撮影。その先の道は?と見ると鎖が見える。大したことはなさそうだったので,登ってみた。大した事はなかった。小摺鉢はよくわからなかった。どうやらちょっとした滝の滝壺がすり鉢状になっているらしい。そのまま進むと,先に滝が見えた。どうやら屏風ヶ淵みたい。ちょっといい感じ。ただその近くに行くにはあまり道っぽくないところを通らないといけなかった。さて,屏風ヶ淵の先にも滝が見える。こっちの方が迫力ありそう。そこに近づくには...鎖があるぞ。どうやら登らないといけないみたい。仕方ない。登ろう。これもまぁ,大したことないといえばたいしたことなかった。で,やっと貴船の滝へ。ちょっと上からだったがいい感じの眺めだった。

さて,その先は?と見ると,貴船の滝の手前に鎖が見える。おや?川を渡るのか?鎖があるから渡れそうだけど,その先鉄のはしごがあって,さらに鎖っぽい。うーん,時間が遅いから(午後3時過ぎてた),今回はパスしよう。一人だしね。ということでもと来た道を戻る。途中「空戸の滝」の標識。あれ?唐戸の滝じゃないの?ま,どっちでもよいが。でもこれが見えない。あきらめて登山道を引き返す。途中,障子ヶ淵への下りを発見。かなり急で危ないと書いてあったが,そろりそろりと降りてみた。途中から鎖を使って降りないといけなかった。ちょっと努力したら障子ヶ淵の上にきた。そこから上流側を見ると滝が見える。あれが唐戸の滝か?うーん,よくわからん。でもこれで最後の滝以外は一応見たことになった。車に戻ったらTシャツはびしょびしょ。めちゃめちゃ汗臭い。そこで速攻着替えた。

帰りは道を変えたかったので,鯖街道に抜けようと思った。地図を見ると林道があるみたい。実際あった。基幹林道と書いてある。途中横谷トンネルというのを越えて鯖街道へ。トンネルより西側にはちょっと礫があったが,前半は道はきれいだった。鯖街道に入ればあとはいつものルート。今日はめんどくさかったので,花園橋経由で帰りました,とさ。

2008年5月6日火曜日

こっちも聖地巡礼

今年もGWはいい天気になった。ということで,やっぱり紀伊半島に行った。今年は車検だったので,2週間前にバイク屋へ。でもぎりぎりになってしまった。どうやら混んでたみたい。ツーリングの行き先はいろいろどこを走るか考えた結果,今年も修行することにした。目的地は昨年行きそびれた奈良県大塔町の篠原滝と高野龍神スカイランと425号線と旧行者還林道(現309号線)とした。うーん,名前だけでもかなりの修行やなぁ。

出発は午前5時。3時に起きるつもりが4時に起きたので,出かけるのも1時間遅くなってしまった。道は基本的に24号線。今年は京奈和自動車道でETCが使えたので楽だった。大和郡山から南の24号線もバイパスができてるので,とても楽チンだった。途中,大和郡山の手前でガソリンを満タンにしておいた。でも今回は五條から先が長そうだったので,五條でガソリンスタンドを探してぎりぎりまで満タンにしてもらった。で,その近くのローソンで朝御飯休憩。山岳区間は滝までノンストップ。途中,辻堂付近の168号線の崩落現場で記念撮影した。今はその部分だけいい道になってる。さらにその前後も改良中だけど、今はまだ狭路区間が残っている。だからGWは旧迂回路を使って一方通行になっていた。滝に行くには夢の湯のところを左折。前日雨が降ったので,路面が濡れていて,かつ落ち葉がおちていて大変だった。狭いし滑りそうでめちゃめちゃ怖かった。でもさすがにいい天気の午前中だったので,余裕で篠原地区までいけた。前回は夕方で疲れていたので,余計に遠く感じたのかもしれない。

まずは宮の滝を見に行った。まあまあの滝だった。それから篠原滝へ。篠原の集落を超えて,川沿いを東へ。途中「↓篠原滝」の看板。よくわからないので林道三ノ又線の分岐のところでUターン。ところが滝がわからない。よく見るとちょろちょろと落ちる滝が見える。それだと思ってとりあえず写真撮った。ところが,「↓篠原滝」の看板はもっと先にあった。よくみると川の本流の途中に窪みが... でもそこの近くに行こうと思うと川を越えないといけない。仕方ないので,靴を履き替えて,ズボンも脱いで(下にはちゃんとスポーツタイツを履いていた),冷たい川を渡った。意外と流れがあって,浅いのにまあまあ怖かった。でも無事渡り終えて滝へ。こけが生えていたりするので,滑らないように慎重に進んだ。滝はあまり大きくなかったが,まあまあの迫力だった。

篠原滝を終え,168号線まで戻った。夢の湯のところから往復30kmだった。そこから野迫川に行こうとしたが,高野辻堂線は通行止めだった。法面の崩落のようだった。仕方なく,北に戻って高野天川線を使って野迫川に向かった。これが意外といい道だった。途中さすがに林道っぽくなっていたが。野迫川町では雲の上温泉に行こうと思っていたので,温泉方面へ。でもその道は立里荒神社への道だった。登っていくと駐車場があった。そこは荒神社の駐車場だった。でも折角だからお参りすることにした。これが意外と歩かされた。でもまあいい運動になった。山の上にあって,とても眺めがよかった。その後,温泉へ。午前11時だったので,客は私のみ。お湯の温度はまあまあ熱かったので,早々に出た。そしたらおばちゃんに早いねぇ,と言われてしまった。確かに早かったが。その後,出発の時にドジ踏んでしまった。下が砂地でバイクを寝かせてしまった。不覚だった。気にはしていたのだが...。たまたま到着したての他のお客さんに助けてもらって,なんとか出発した。

そこから高野龍神へ。楽しく走れた。護摩壇山の駐車場はバイクだらけだった。護摩壇山の駐車場で,ソフトクリーム食べて,ゆずクッキーを買った。そこから龍神村へ。道の駅には目もくれず,425号線に入って行った。温泉もさっき入ったところだったので,パスした。 425号線も雨上がりで濡れた落ち葉があったり,礫が落ちていたりしてかなりの修行だった。それでも2速固定で走って左手は楽した。途中牛廻し峠で休憩をかねて,ゆずクッキーを食べた。十津川までの45km(実測)はやっぱり長かった。十津川でガソリンいれて,また425号線へ。

21世紀の森というところで石楠花祭りをしていたので,寄ってみた。石楠花がいっぱい咲いていた。そこでさんま寿司を買って食べていたら,ワサビ田の復旧のボランティアに誘われた。 7/20(日)ということなので,できれば行きます,ということにしておいた。正式には申し込んではいない。その後,425号線を行く手もあったが,葛川から南へ行き,田戸を目指した。そこから169号線を使って,北山村,不動トンネル,下北山村,上北山村,と走った。上北山の道の駅を越えてから,309号線で天川へ。この道は旧行者還林道。辛かった覚えがある。今まで2度か3度走ったが,毎回辛かった記憶が... どころがトンネルまでは意外と楽だった。なんや楽チンやん〜と思ったら,トンネル越えてからが長かった。仕方なくみたらい渓谷の入口付近で休憩した。

その後,黒滝の道の駅まで走って,串こんにゃくを食べ,スポーツ飲料で水分補給。さらに吉野まで走って平宗で柿の葉寿司を買った。やっぱりおいしかった。後は針インターを通って帰った。約500kmの行程だった。今回は右の肩がちょっと痛かった。うーん,肩が炎症?もしや四十肩?????鍛えないと...
(写真は篠原滝と425号線の様子,牛廻し峠から眺め,柿の葉寿司・平宗。425号線はこんな区間を延々と走ったのでした...うーん、修行〜)