2008年6月15日日曜日

リフター交換とアーシング

ブラックバード (CBR1100XX) のエンジン周りから変な音がしていた。回転数が2500回転から3000回転弱の辺りで,コツコツという感じの音と振動がある。回転数をあげると音は消えるが,なんとも気持ち悪い。そこでネットで調べてみると,レギュレーターと並んでカムチェーンテンショナーがトラぶりやすいらしい。レギュレータは以前換えてもらったので,今度はカムチェーンテンショナーの番か?どうやらカムチェーンテンショナーのテンションのかけ具合をコントロールするリフターという部品がへたるらしい。そこでそれを交換することにした。

まずはバイク屋に電話。値段と納期を確認した。値段は4000円弱。納期は数日とのこと。そこで早速注文した。で,取り付けもしてもらおうかと思ったが,工賃が7000円以上かかるみたい。折角だから一度自分で換えてみよう,と思った。 まずはカウル(フェアリング)をはずす。リフターの場所は右のアンダーカウルの裏にあるらしい。なのでアンダーカウルをはずした。意外と簡単だった。他にもハンドル近くの部品もはずしたら作業効率があがった。リフターという部品自体は比較的簡単に交換できた。場所もはずし安い場所だったからだが。取り寄せた部品にはパッキンと取り付けネジがついていた。

まずはリフターのトップのメクラ用のネジをはずして,後で再利用。 M6のネジを緩めて部品をはずして,引っこ抜いた。で,古いパッキンのかすをきれいにした。エンジン内部にゴミが入らないように,軍手を押し込んで作業した。パッキン部がきれいになったら,新しいパーツを取り付けた。取り付ける時に,新品のトップにストッパーがはめてある。これをつけたままエンジン本体に取り付ける。うまくつけたらストッパーを引き抜いたら,スコンと音がしてリフターが伸びる。これでテンショナーに力がかかるはず。

今回はリフター以外に,アーシングにも挑戦した。アーシングはバッテリーのマイナス側とボディやエンジンなどを太めのケーブルで電気的につなぐ作業。目的はノイズを減らすこと。人によってはトルクが増えるなど,の理由で行っているようだが,私は無線のノイズ対策のつもり。アーシングのためにはエンジントップが見えないといけない。そのためにタンクをはずして,エアフィルターをはずさないといけない。タンクは,座席付近のネジをはずして,少し持ち上げる。そして,タンク下にあるバルブをオフの位置へ。その後,ホース5本(キャブレターへ太いの2本,細いの1本,ドレイン1本,後1本はよくわからず)をはずし,燃料計のコネクタをはずしてから,タンクを後に引くようにして,はずす。タンクはほぼ満タンだったのでめちゃめちゃ重かった。

タンクをはずすとエアフィルターが見える。黒い丸っこい大きなやつ。これはキャブレターの入口4つにそれぞれホースバンドのような感じで止めてある。それをはずしたらはずせる。他にホースが二本あるが,これらもはずしたら取れる。するとキャブレターが顔を出す。キャブレターの奥にエンジンのヘッドが見える。青いスパークプラグのカバーが見える。その辺りをアーシングしたいのだが,いい場所にネジがない。変な場所のネジをはずすとあとが面倒そうなので,余計な事はしない方がいい。他にキャブレターや,オルタネーター(発電機)辺りもアーシングしたいが,オルタネーターはもともとアーシングしてある。キャブレターもいいネジがない。これもあきらめた。それでもどこかにアーシングしないとここまでの努力が.... そこで,エンジン本体の下の方と,ボディ(ハンドルの根本付近)にアーシングしてみた。結果は???よくわからん。何か変化あったのかなぁ???さらに車のエンジンもみてみたが,これがまたいい場所がない。ケーブルが余っているから使ってみたいのになぁ...

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