2011年5月7日土曜日

四国カルストを走る

 R439を走った次の日に四国カルストを走ってから帰った。その日は快晴ではなかったが,雨は夜まで降らないという予報だったので,四国カルストを走ろうと考えた。四国カルストまでは国道441号線で四万十川沿いに北上し,国道381号線と国道320号線,国道197号線を走って,四国カルストの西の端に上がる緑資源機構の作った林道で四国カルストに向かい,四国カルストを西から東へと横断し,天狗高原から同じく緑資源機構の林道で国道197号線に戻るルートとした。その後は,須崎から高知道を使って楽に帰る作戦にしてみた。

 四万十川沿いは,四万十市から川の左岸(河口からみると右側)の道を走ろうと思ったが,入り口がわからなかった。そこで仕方なく右岸をさかのぼった。右岸の道は地道で,とても分かりにくかった。それでもなんとか佐田の沈下橋までたどり着いた。折角なので佐田の沈下橋をバイクで渡ってみた。細くてガードレールなどはないので,結構ドキドキだった。そこから川の左岸の道をさかのぼり,国道441号線で北に向かった。途中いくつかの沈下橋を写真に撮っておいた。引田の沈下橋は佐田の沈下橋よりも細く,渡ると迫力満点だった。その後,国道441号線の後,宇和島に向かう国道381号線,さらに梼原に向かう国道320号線,国道197号線と走った。

 国道320号線の途中,道の駅・日吉夢産地で休憩した。四万十市からそこそこの距離を走っていたところにちょうど道の駅があったので。そこで地元のライダーの人とひとしきり話をした。とても人懐っこい人だった。道の駅から国道197号線で高研山トンネルの手前まで行き,そこから緑資源幹線林道・東津野・城川線で四国カルストに上がった。幹線林道は,2車線(片側一車線)が続くのだが,路面がうねっていたり,段差がある部分があり,少し走りにくかった。そこで,北九州ナンバーの隼のおじさんと一緒に楽しく走った。四国カルストの西の端の大野ヶ原まで林道で行き,そこから四国カルストを縦断する県道383号線を走り,四国カルストの東端の天狗高原まで行った。途中地芳峠や姫鶴平などで写真を撮った。当日は風が強く,カルストの上ではバイクが振られて怖いぐらいだった。

 四国カルストから下る時も緑資源幹線林道を走った。そこから国道197号線に出て,須崎に向かった。須崎でガソリンを入れ,道の駅・かわうその里すさきで休憩した。後は高速にのり,ひたすら帰ることにした。帰りはとりあえず走ったことがない徳島道を走って徳島に向かうことにし,その先は気分次第で南海フェリーで和歌山に渡るか,神戸淡路鳴門道で走って帰ろうと思った。高知道は高知までは対面交通だったが,高知から川之江東ジャンクションまでは4車線(片側2車線)で走りやすかった。徳島道は全線で対面通行だったが,まあまあのペースで走れたので言うほどは疲れなかった。

徳島からの帰りは最終的には南海フェリーを選択した。それは,徳島道を走っている時に風が強くてかなりバイクが振られたので,もしかしたら鳴門大橋や明石海峡大橋でバイクだけ通行止めかもしれないと思ったのと, 2時間でも横になって休憩したいと思ったからというのが理由。他にも南海フェリーに乗ったことがない,というのもあったが…。南海フェリーの乗り場は徳島市の中心部から東に行った辺りにある。バイクは予約がないみたいで,早い者順みたいというのが途中で休憩したコンビニでわかったので,急いでフェリー乗り場に向かった。フェリー乗り場では既に20台ぐらいのバイクが並んでいた。乗れるのかどうかちょっと心配だったが,結局はまあまあ余裕で乗れた。フェリーでは2等船室でごろ寝をして過ごした。熟睡はできなかったが,まあまあ休憩できたと思う。今回は風が強く,波が高くて結構船が揺れたが,それなりに休憩できたみたいで,その後は余裕で帰れた。和歌山についてから,ガソリンを補給し,吉野家でお腹も補給してから阪和道で帰った。(もっと写真を見たい人はMatsup's Motorcycle Siteを見てくださいな)

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