2008年2月8日金曜日

バルパライソ

バルパライソ。その名前を聞いても普通の人は反応しないかもしれない。でも私は反応してしまった。でも最初はなんのことだか思い出せなかった。それはとあるテレビを見ていてのこと。いろんな町をカメラマンがぶらぶら歩くというもの。あたかも自分が歩いているように撮影してあるやつ。その番組でバルパライソという町を訪れていた。バルパライソ。なんか聞いた記憶があるなぁ、としばらく見ていた。その町には猫が多いらしい。ガス屋のトラックはボンベを木の棒でリズミカルにたたいて、近所の人に来訪を告げるらしい。坂が多く、南太平洋を望む港町らしい。むむむ?南太平洋を望む港町??南半球ってことやん。おれは行ったことないぞ。なんでバルパライソを知ってるんやろ?と思ってみてたら、それはチリの南の方にある港で、遠洋漁業の船などが立ち寄る港らしい。で、なんで知ってるかというと、知り合いがバルパライソの港町で、行っては行けない地域の飲み屋に行って、店長(なぜか日本人)にタクシーを呼んでもらって、無事船まで戻ったという逸話を聞いていたからだった。その友人は救急を専門とする医者で、南極観測船の船医として南半球まで行ったのだった。その帰り(?)に寄ったのがバルパライソだった。きっと日本から一番遠い地域。自分では多分いかないと思う。でもバルパライソって名前が妙に懐かしく思えたひと時でした。

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