2011年6月6日月曜日

R371を走る

 2011年6月4日に,再び国道371号線を走ってみた。まずは国道371号線を走破すべく,午前7時前に河内長野の本町交差点を出発して,南の端の串本を目指した。今回はGPSでルートを記録するのも目的だったので,盲腸区間は走らず,一気に串本を目指した。ルートや道路の様子は基本的に2010年5月に走った時とほぼ同じだった。ただ,しばらく荒天が多かったので,高野龍神スカイラインなどで一部杉の枯葉だらけの部分もあったが…。

 今回の出発点は河内長野の本町交差点。途中バイパスもあるが,まだ盲腸区間なので橋本までは主に旧道を走った。折角なのでルート図と合わせて記録したかったしね。河内長野から橋本まではいつものように余裕だった。橋本から高野山奥の院前までも,まぁまぁの感じだった。路面のアスファルトもそんなに悪くないし,落ち葉や石ころもほとんど落ちてなかったし。やっぱりみんなが普段から使う道は違うねぇ。変わったところというと,青少年旅行村の建物かその辺りを改良してるみたいだった。良も悪しくも他には特に変わった点はなかった。

 奥の院前の駐車場でトイレ休憩してから,さっさと次の高野龍神スカイライン区間に入った。高野龍神スカイラインは余裕〜,と思っていたら,ここしばらくの荒天のせいか,路面に杉の落ち葉がたっぷり落ちているところがあった。確か鶴姫の先ぐらいだったと思う。轍はましになっていたので,数日前に吹きだまったんだと思った。それ以外は特に問題なく進めた。意外だったのが護摩壇山が空いていたこと。少し時間が早かったからかなぁ?高野龍神スカイラインが終わると,龍神温泉から旧龍神役場のある龍神村西の集落まではいつものように至極快適な道だった。途中,国道425号線の分岐の所で,R425の工事のよる時間通行制限の看板があったので見てみた。そしたらガードマンのお兄さんがいろいろ説明してくれた。今回の工事で一番長いのは牛廻越の向こう側ということだった。日曜と祝日は休工するということだったけど,土曜日は工事をしてるらしい。工事関係者の方々はご苦労様です。

 龍神村西から中辺路までの第一分断区間(私が勝手にそう呼んでいる)は,改良工事が中断されているという話だったのだが,2011年1月にその区間をつなぐ工事をする予算がついた,という記事を読んでいたので,もしかしたらもう工事始まっているかなぁ?と期待していった。しかし,まだ工事は全然始まっていなかった。入札とかの手順がまだあるのかなぁ??その先の区間は大きな変更はなかったが,中辺路町小松原付近で少しだけ道が改良されてた。去年(2010年)走ったときに工事していた区間が完成していた。それ以外は去年と同じだった。龍神村側からのアクセス路となっている林道の最後の区間は相変わらずアスファルトがひどいままだった。

 去年(2010年)はこの辺り(中辺路)でお昼近かったのだが,今回はまだ昼までたっぷり時間があった。うまくいけば午後1時頃にはゴールできそうという感じがしてきた。とりあえず中辺路でガソリンを補給しておいてから,最後の区間に突入した。最後の区間と言っても,滝尻王子から合川ダムのダム湖を渡る三川大橋までと,三川大橋から古座川町平井,さらには串本までの区間,に分かれるが…。滝尻王子から三川大橋までの区間は,前半と中盤に狭路区間が残っている。どちらも酷道度は一級であり,それなりに走りごたえがあった。しかし,なんといってもR371と言えば,三川大橋から林道を挟んで古座川町平井へと抜ける区間でしょう。三川大橋から木守までの区間は酷道度は超一級であり,それなりの技量がないと走るだけでも辛そうな区間が続く。しかし,この道は地元の人の生活道路であり、普段から使っておられる地元の人はすごいなぁ,と感心してしまう。道の状態としては,全般に苔が多い感じがした。季節柄雨が多いためだと思っているが,もしかしたら年々苔が増えてたりする??他には,高野龍神スカイラインと同じく荒天のせいと思われる杉の落ち葉や枯れ枝が多く見られた。パンクなどの致命傷にはならないが,上に乗って滑ると怖いので,多少気を使う点であった。木守から先の林道木守平井線(玉の川林道)区間は,前半の峠まではまだよかったが,峠から先の下りは,路面も荒れて段差や窪みがあったし,杉の落ち葉や枯れ枝も多く,法面からの小石がいっぱい路面にあって,去年(2010年)よりも道が荒れた印象だった。おかげで去年よりも格段に走りにくかった。また,鮎の季節みたいで,車も多く,危なく事故りそうというのが数回あった。運良く何もなく過ごせたが,これまた走りにくい原因の一つでもあった。

 平井から先はこれまた例年通りの感じだった。変わった点と言えば,三尾川橋の先で工事中だったバイパスが完成していて,古いトンネルを含む旧道区間が通行止めになっていた。それ以外はここでも良も悪しくも昨年通りだった。そこでさっさと走ってゴールを目指した。結局ゴールには午後1時半頃着いた。昨年は午前6時頃出発して午後3時過ぎに着き,9時間以上かかったのだが,今年は6時間半ぐらいですんだ。一番の違いは盲腸区間を探査しなかったから,というのが効いていると思う。昨年はそれで時間を使い,古座川の一枚岩の道の駅でしばらく休憩してしまった。その休憩でも1時間ぐらい使ってしまったので,その辺りの差が2時間半〜3時間の差につながったんだと思う。また,一度走って見覚えがある道だと,意外と疲れずに走れた,というのも違う点かもしれない。いずれにせよ,無事走破出来てよかったよかった。

 R371の後は,折角なので,紀勢本線の駅訪問で行ってない駅を目指すことにしてみた。これまで白浜の一個和歌山よりの朝来駅までと,和歌山から南へ順にたどった先の湯浅の隣の広川ビーチ駅までを訪れている。後は紀伊田辺駅付近から御坊駅,由良駅付近であり,残り13駅まできている。今回は朝来駅の隣の紀伊新庄駅から順に辿り,道成寺駅までを訪れた。途中,停車場中心標を撮り直すために,周参見駅,紀伊日置駅に寄り,時刻表を撮ってなかった朝来駅に寄った。残りは御坊,紀伊内原駅,紀伊由良駅の3駅を残すだけとなった。これは国道425号線を走破する時についでに寄ればいいと思っている。次回チャンスがあれば,是非国道425号線と紀勢本線の駅訪問を完成させたいと思っている。
(もっと写真を見たい人はMatsup's Motorcycle Siteを見てくださいな)

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